第三十九話 「学校から帰ったらぼくの家はマクー基地」(83/1/21)脚本・上原正三 監督・服部和史

 マクーは宅配業者を装い、ある一般家庭を乗っ取った。その家の窓から、公園で少女の歩行訓練につきあう烈を狙撃しようというのだ。コンバットスーツも破壊する光線銃を組み立てながら、マクーは時を待った。

 少女はスケートで足をくじき、バレリーナになる夢を諦めていた。足は治っているのだからと励ましながら、烈は少女の手を取り訓練を開始した。

 ノットリダブラーは銃の照準をのぞいていた。烈はゆっくりと歩かせている。照準が合い光線銃が発射された。しかし、たまたま通ったトラックに命中してしまう。

 機会を失ったノットリダブラーは躍り出た。烈は蒸着し、ノットリダブラーを倒した。

 平和がもどった公園で、少女は勇気を出して歩く。烈はその姿を優しい笑顔で見守った。


 「オゼバン談」

 すぐに殺気を感じ取る烈を狙撃するために、絶好の場所を調べあげるマクーの執念は立派。間に道路がなければもっと良かったですね。

 サンドルバが子供好きな面を見せるのが意外でした。「ペロペロペロパ〜〜」は最高。その愛情が受け入れられず、すぐに怒るところも性格を表しています。

 すしを百人前食べた記憶があったので、ずっとオオグイダブラーだと思っていました(ごめんねノットリ君)。

 手下の人間体として、JACの益田哲夫氏(オレンジ服)と、金田憲明氏(グレー服)が出演されていました。金田氏はジャスピオンのダイレオン、スピルバン、メタルダー、ジバンと、数々のメタルヒーローのスーツアクターを務めた方です。

 大葉氏の「JAC笑い」は、いつ見てもしびれますね。


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