第三十七話 「おてんばひょうきん姫の地球冒険旅行」(82/12/24)脚本・筒井ともみ 監督・田中秀夫

 馬で遠乗りを楽しんでいた烈の前に若い女性が飛び出す。転倒し足をケガした女性を馬に乗せ、烈は教会で治療してもらった。リララと名乗った女性は、お礼を言おうとしておかしな言葉を口走る。

 烈はリララが発した言葉を調べ、ホープ星人のものであると知り、再び教会へ向かった。

 リララはマクーに襲われていた。マクーは古文書に記されていたホープ星人の宝を探していたのだ。

 リララを救出すると、お礼にペンダントをくれる。新しい情報が入ったとのマリーンの通信に、烈はいったんドルギランへ戻った。

 銀河連邦警察に問い合わせたところによると、ホープ星の姫が宝の地図を持ち出して行方不明になっているという。マクーは宝を探していたのではと考えた烈は、戦った周辺を調べた。たくさんの穴が掘り返されているのを見て、マクーの目的を確信する。

 リララがホープ星の姫ではないかと思っている烈は、教会へ探しに行き、マクーに襲われた。敵と戦いつつ、捕まっていた神父と姫達を逃がして蒸着、アナホリダブラーは倒された。

 ホープ星の宝は花の種であった。リララは地球を花であふれる星にして欲しいと、烈に種を託し、故郷へ帰っていった。


 「オゼバン談」

 地獄大使(潮健児氏)に続き、死神博士の天本英世氏登場。ショッカーの二大幹部を倒したギャバンはさすがです。ただ、ダブラーの時の声が天本氏じゃなかったのが残念(特徴のある声だけによけいに……)。

 ホープ星人の姿を見て、ニコチャン大王を思い出したのは私だけでしょうか?タイトルの「おてんば」は解りますが「ひょうきん」ではありませんでしたよね。

 種をもらった烈が、花壇で水をやっている姿を想像するとおかしいです。種の色や形からしても相当珍しいものでしょうし、育てたらけっこうな値段で売れるのでは?マクーが手に入れた場合はクラッシャーが育て、ダブルガールが売りに出るのでしょうね。


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