第二十九話 「電撃マジック合戦!暗殺のプログラム」(82/10/29)脚本・上原正三 監督・田中秀夫

 華麗なマジックで人々を魅了していた二代目引田天功の前に、ポール一世と名乗るマジシャンが現れ、「人間ワープ」という出し物で勝負をしようと持ちかけてくる。マクーは日本一のマジシャンとしてポール一世を有名にし、マジックを悪用して多くの人間を自由に操ろうと考えたのだ。

 引田天功は挑戦を受けた。しかし、アシスタントが事故で出演できなくなる。烈はたまたま事故現場に出くわし怪しい影を見た。

 引田からマジック合戦の話を聞き、烈は日本マジシャン協会で名簿を調べたがポール一世の名はなかった。マクーの陰謀を感じた烈は引田のアシスタントになる。

 マジック合戦当日、マクーは引田のボックスの中に人間を原子に分解する装置を取り付けた。烈はそれに気づき、事前にポール一世のボックスに付け替えておく。

 引田のマジックは成功し、ポール一世は失敗。烈にマクーであることを指摘されたポール一世は、マジックダブラーに変身した。烈も蒸着、マジックダブラーを倒し、人々は引田天功のマジックに酔いしれた。


 「オゼバン談」

 カラーひよこのように青く塗られた猫が哀れです。

 二代目引田天功が実名で出演、中田博久氏とともにマジック合戦をします。プリンセス・テンコーVSキャプテンウルトラに注目。

 烈は白い靴下が好きみたいです。清潔感がありますね。ピノキオ姿もかわいらしかったです。

 ジェットコースターのループの頂点で、名乗りを上げるギャバンにもしびれました。

 エンディング以外ほとんど活躍しなかったギャビオンが登場。ドリル戦車スクーパーの輸送だけではなく、ミサイル、レーザーと大暴れします。(着地したのは二号機だけなのに、ギャバンが上に乗ると一号機もありました)

「ギャバンショック」を使いますが、前回使ったときの蜘蛛の巣から抜け出すものとは違い、遠くの敵を攻撃するものでした。


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