第二十五話 「妖しくゆらめく水中花 わかばが危ない」(82/10/1)
脚本・阿部和江 監督・田中秀夫

 マクーは女性を意のままに操る薬を用い、獣星帝国に花嫁として送り込もうとたくらんだ。

 水中花の小瓶に薬を詰め、「においをかげば美人になれる」と言っては、少女達に配るゴシキダブラー。小瓶を手に入れたわかばも急に化粧を始め、粗暴な振る舞いをするようになる。

 スイミングクラブに行って様子がおかしくなったと陽一に聞き、烈は調べに行った。そこで烈も薬をかけられ幻覚に悩まされる。ゴシキダブラーにも襲われ苦戦したが、蒸着してしのいだ。

 後日、水中花を配られた少女達がいなくなる。烈はわかばの口紅に仕掛けた発信器を頼りに追跡、少女達を解放した。蒸着してゴシキダブラーも倒し、マクーの陰謀は阻止された。


 「オゼバン談」

 マクーはしきりに地球の女性を欲しがっています。ダブルガールの数は少ないみたいですから、女の生まれてくる確率が少ないのかもしれません。

 しかし、この回のダブルモンスターは、貴重なダブルガールとモンスターを合体させたようです。巨大化したのをギャバンダイナミックで倒しました。

 烈がプールに落とされた瞬間発光、光の玉が水中を走り、水上へ飛び出すとギャバンに。岩だらけの斜面を転がり落ちながら発光、そのまま斜面をすべり上がり、頂上でギャバンに。といった感じで、蒸着の演出は田中監督が一枚上手ですね。

 レーザーZビームで、飛んでいるマクー戦闘機を撃ち落とすシーンがあります。かなり遠方まで正確に狙い撃てるようです。

 陽一の発した「ブスブスバンバン」という言葉と、小次郎さんのビキニ姿が面白かったです。


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