第二十四話 「ミミーの悪夢か!?吼える切り裂き魔獣」(82/9/17)脚本・上原正三 監督・田中秀夫

 ミミーはギャバンがサーベルダブラーに殺される夢を見た。バード星人には予知能力がある。ミミーは一緒にバード星へ帰ろうと頼んだ。しかし、ギャバンの母は地球人。地球は第二の故郷。命をかけても守りたいと答えるギャバン。

 ミミーは心配のあまり熱を出して倒れてしまう。意識を取り戻したミミーに、ギャバンはしばらくは外出しないと約束した。

 その後、ミミーはわかばと陽一が襲われるのを予知する。烈は急行し、ミミーの夢の通りサーベルダブラーに襲われた。夢の通り行動しては殺されると、烈はわざと蒸着しない。当然苦戦し、崖から川に落ちてしまう。気絶した烈の耳にミミーのテレパシーが届いた。「危ないギャバン!」烈は目を覚まし、やっと蒸着。追いかけてきたサーベルダブラーと戦った。

 すでにミミーの夢とは違う行動をしているため、サーベルダブラーは無事に倒せた。


 「オゼバン談」

 烈がミミーにジュースを飲ませようとしたときの、バード星のシンボルの入った銀のコップが欲しいです。

 橋の上での烈とクラッシャーとの戦いが見事。その直後、ダブラーに襲われ橋から落下、危ないと思ったら体が発光し、ギャバンとなって下の岩を蹴って上昇。かっこいいなと思ったら、やはり田中監督でした。蒸着シーンの演出は田中監督が一番ですね。

 落下しながらのクイックモーションの蒸着も覚えましょう。

 巨大化したダブルモンスターをドルではなくギャバン自身が初めて倒します。一寸法師の鬼退治みたいです。技も初登場の空中前転ギャバンダイナミック!

 しかし、水中眼鏡もつけない素潜りで、にごった川の中の魚を手づかみにする烈はすごい。おそらく水中に潜った瞬間に蒸着し、レーザースコープで発見して捕まえ、逆蒸着とともに水上へ出るのでしょう(ホントか?)。水着姿にまたまた感激?

 ラストのインディアン娘のようなミミーもかわいかったです。


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