第十八話 「乙姫様コンテスト ハチャメチャ竜宮城」(82/7/23)
脚本・上原正三 監督・奥中惇夫

 浜名湖で泳ぎを楽しんでいた少女が次々と消えたと聞き、烈は月子と共に浜名湖へ向かった。遊びに来ていた小次郎の写真に写ったアオガメダブラーを見て、マクーの仕業と確信する。

 過去の世界に行き、竜宮城の宝を持ってくるため、アオガメダブラーはタイムマシーンの制作を任されていた。しかし仕事はそっちのけで「乙姫様」を捜しに熱中する。「乙姫様」がいないと完成しないというのである。

 ボートで湖を調査していた烈をマクーが襲った。烈は蒸着し、アオガメダブラーを退ける。

 耳にした「乙姫様」「竜宮城」という言葉を頼りに、浜名湖湖畔のほこらを訪れ、浦島太郎の伝説を知る烈。

 ミミーの「竜宮城へ行くには亀に頼むしかない」との発言を真に受け、烈は浦島太郎の格好をして海辺で待ち受けた。

 アオガメダブラーはまんまとひっかかり、烈を秘密基地へ案内する。ハンターキラーに見破られるも、捕まっていた少女達を救出し、蒸着してタイムマシーンを破壊、アオガメダブラーも倒した。


 「オゼバン談」

 水着女性に対しセクハラ攻撃を加える小次郎さんに失笑。

 ほこらの巻物をドルギランに持って帰っちゃまずいような……。すぐに返したことにしておいてください。

 ミミーの乙姫様への変装は映像転換装置によるものみたいです。

 アオガメダブラーの人間体の名は亀田博士。

 波打ち際で水しぶきをあげながら、クラッシャーをなぎ倒していくギャバンがすさまじいです。

 天地が逆さまになったうえ、フィルムの逆回しまで使ったモーターボート上の戦いが斬新でした。魔空空間をうまく表現しています。

 新技「エレクトロ・スプラッシュ」登場。目にはりついていた甲羅を閃光とともにはがします。

 大葉氏の水着姿がセクシーです。贅肉のない木を彫ったような体に感動(あたしゃモーホーじゃないよ!)。

 ボートを運転する姿もかっこよかったです。


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