第十七話 「走る時限爆弾!白バイに乗った暗殺者」(82/7/16)
脚本・高久進 監督・小林義明
街でショッピングを楽しむミミーの前を、暴走族を追いかける白バイが駆け抜ける。ミミーは転倒し、買ったばかりの帽子をつぶされてしまった。嘆くミミーのもとへ白バイ警官が戻って来、病院へ連れていく。「お嬢さん」と声をかけられたミミーはのぼせ上がり、ぐうぜん街で再開して以来、デートをする仲になった。
ある日、ミミーの目の前で警官がマクーに連れ去られる。烈は報告を得て、救出に向かった。
車が一台置いてあり、「警官の居場所を知りたければ乗れ」との声がする。烈は罠と知りなつつも、従うしかなかった。
車はブレーキを切られ、三十分で爆発するという。猛スピードを出したまま、警官が監禁されているサファリパークへ。
公道をかき乱しながらも、何とか最悪の事態だけは回避していたが、クラッシャーに腕を撃ち抜かれ、烈は車ごと崖から転落してしまう。しかし、命からがら脱出し、ふらふらになりながらもサファリパークへたどり着いた。
倒れていた警官に駆け寄る烈。突然、警官は殴りかかってきた。白バイ警官はヒョウダブラーだったのだ。ミミーの恋心を利用し、烈を罠にはめたのである。怒りに震える烈は蒸着し、ヒョウダブラーを倒した。
事実を知り落ち込んでいたミミーは、元気を出して烈を食事に誘う。烈はミミーと腕を組み、楽しい時を過ごした。
「オゼバン談」
「スパイダーマン(特撮)」で主役を演じた、藤堂新二(香山浩介)氏がダブラーとして出演します。大葉氏とは「デンジマン」のヘドラー将軍役で共演していました(話は変わりますが、「スパイダーマン」と、「バトルフィーバーJ」のOPのイントロって似てませんか?)。
シマウマが走っている後ろで二人が殴り合いをしているのは、たいへん面白い映像です。
バード星にはホットドッグが無いのでしょうか?おいしそうに食べていましたから、味覚に関しては地球人と同じだと思われます。
コム長官は普段はマリーンと二人で食事をとっているみたいです。恋に鈍感なギャバンにいらつくマリーンがほほえましい。
おもいっきり公道で「レーザービジョン」とポーズを取りながら、インコに変身したミミーは人に見られなかったのでしょうか?まさに「恋は盲目」。
とにかくカーアクションが迫力満点です。途中、マンホールから顔を出してひかれそうになった人は、JAC一のマッチョマン高橋利道氏です。「アクマイザー3」のザビタンのスーツアクターや、「ゴーグルV」のデスギラー将軍役で活躍していました。「宇宙刑事シャリバン」にもゲスト出演します。
しかし、烈はあいかわらずお金を持っていませんね。
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