第六話 「魔空塾の天才たち」(82/4/16)脚本・上原正三 監督・小林義明

 地球の子供にマダコフードを食べさせ続けると、獣星人ダブルマンになることが解り、マクーは知力・体力に優れた子供を集めようとたくらんだ。

 学校帰りに喧嘩をしていたアキラも、目をつけられた一人となる。大天才塾に入り、成績を上げるだけではなく、念動力まで身につけたアキラを見て、わかばと陽一も塾へ通うようになった。

 話を聞いて怪しさを感じた烈は調査に乗り出す。にらんだ通り塾にはマクーが関わっており、オオマダコモンスターに襲われた烈は、蒸着して子供達を救出した。

 しかし、子供達の洗脳はすでに進んでおり、ダブルマンの奏でる笛の音を聞くと再び塾に集まってしまう。

 アキラは烈のビンタで目を覚ました。いったんは帰宅したが、マダコフードが食べたいと暴れだし、笛の音に誘われて塾の早朝特訓に参加する。

 虐待を受けている子供たちのもとへ烈が駆けつけた。蒸着の後、オオマダコモンスターとダブルマンを倒し、子供達に笑顔が戻った。


 「オゼバン談」

 マッチョなドンホラーはやはり気持ち悪かったのか、色白ドンホラーにもどっていました。わずか二話でも元に戻すということは、よほど評判が悪かったのでしょう。

「人造人間キカイダー」で服部半平役をやった植田峻氏がダブルマンとして登場します。変身するときに「魔空教育家〜ッ!」と言ったりして、やはりどこかひょうきんな役回りでした。

 笛を吹くとギャバンが苦しむというマニアックな演出もあります。

 烈の衣装は詳細に覚えていましたが、靴下が白とは思いませんでした(アキラの家でわかります)。みんなで履こう!

 この回よりダブルガールが登場しはじめます。


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