今でこそ戦隊シリーズの一つとして当たり前のように扱われていますが、
当時はそのような意識はなく、まったく新しい番組として受け止めていました。
ゴレンジャーからジャッカー電撃隊は、あとを受け継いだことが一目瞭然ですが、
バトルフィーバーはマスクデザインが明らかに異質で、
「ゴレンジャーみたいなやつ」という、
現在でも使われている比喩が自分の中で当てはまっていなかったのです。
ジャッカー電撃隊から一年以上間があき、
戦隊物の記憶が薄れていたせいもあるのかもしれません。
巨大ロボットが出てくることも一因でしょう。
とにかく斬新さにあふれる番組で、
踊りながら名乗りを上げるところなど、よく真似をしたものです。
大葉氏のことを初めて知ったのもこの番組でした。
原始人のような衣装で子象を連れて、
縦割りにしたパイナップルをむさぼり食いながら街を歩いている。
恐ろしいほど濃いキャラクターでした。
(頭の中で仮面ライダーアマゾンとごっちゃになっている一般人も多いみたいです)
今でも印象に残っているのはバトルフィーバーロボが初登場したときと、
やはりバトルコサックが死んだ回ですね。
(この文章はLDを観る前に書いています)
ロボは鎧武者風のデザインで、
電光剣唐竹割りという眠狂四郎の円月殺法のような必殺技を使うのですが、
剣道の試合中にそれを真似して、先生にひどいしかられかたをした覚えがあります。
(あっけにとられている相手から一本取ったのに……)
LDを見返しているうちに、まだまだ記憶が蘇ってくることでしょう。
この番組に関しても自分なりの解釈で見所を紹介していきたいなと思っています。
「バトルフィーバーJ」作品紹介
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