本当はもっと細かく区分化出来るんです、ＦＩＡＴ５００は１９３６年に発表された初期モデルから形式を末尾にアルファベットを付けることにより、区別しました。
初代を”５００Ａ”として、４８年に行ったマイナーチェンジ以降モデルを５００Ｂ〜　４９年のビックマイナーチェンジ以降は５００Ｃとしています。
２代目のＦＩＡＴ５００は、始めは「新しい」と言う意味をこめてヌォーバー５００（ＮＵＯＶＡ）と呼んでいましたが、じきに旧型からの流れを受け継いで５００Ｄと呼ばれました。
後は、１９６５年にマイナーチェンジをして”Ｅ”を飛ばして５００Ｆとなります、５００Ｅは存在しないのか？と言うことになるのですが・・・・
５００Ｅにあたる車種は存在します、５００Ｄをベースにしてエンジンを９０度横倒しに配列しボディをワゴンタイプにした、ジャルニディエラがそれにあたります（形式Ｎｏ．は１２０ですがね）、１９６０年から１９７７年まで作られました。
５００Ｌは５００Ｆの豪華板として作られました、５００ＬのＬは”Ｌｕｓｓｏ＝デラックス”の意味です。（日本車でもありますね〜（笑））
１９７２年に５００の基本的メカニズムを受け継いだ、ＦＩＡＴ１２６がデビューします、ＦＩＡＴ５００も存続し”Ｒｅｖｉｃｅｄ＝改訂”としてＲの文字をもらいました〜　それだけ惜しまれたんでしょうね。