5速ミッションの追加
FIAT500.

 


  高速道路の楽々走行を目指して。

ミッションチェンジをやってると中間もそうなのですが、もう1速欲しいって思いませんか?
1速から2速 2速から3速へのギア比が空きすぎ〜 4速は良いにしても3速をもう少しローギアで配置できないかな〜(蛇足)、、

高速道路走行時に4速では回転域が上がりすぎてちっと可哀想で5速が欲しいのです。(要するに楽をしたいと言いなはれ〜 ほら、早う〜 ほら、ほら)

と言うことで、、 5速ミッションの追加っす。(毎回毎回、安易な展開ですが、、)



分解開始だな、、  降ろすのって嫌ですよね。

5速の追加キット編

5速キットを取り付ける場合、エンジンとミッションを降ろす必要がある。
この手順は別ページのエンジンの降ろし方を参考にして下さい、又 降ろした場合は5速キット以外でもオーバーフォール用のパッキン、ガスケット関係は必要となりますから準備が必要です。

その他に必要な機器、工具類。(必修は赤

1.グラインダー (スピードメータードライブを削る必要がある。) 

2.トルクレンチ 

3.ギヤプーラー(2本爪で可/あると便利)

4.耐水ペーパー(1200番程度)

5.7.0mmと11.0mmドリル刃 

6.ドリル 

7.ネジロック(イモネジの固定用で使用する。)

これが今回のキット内容です、インプットシャフト側を組み立てちゃってるので分かりづらいと思いますが右上にあるのでそれです。
真ん中の上部にあるのがアウトプット側にはいるスピードメータードライブです、その下の左が5速ギアの追加分その右が位置合わせ用のスペーサーとなります。
左上はエンドカバーでその下に写ってるのがネジ類です、見て分かられると思うのですが本来のスタットボルトを抜いて外側から締め込みます(一部はミッションケース内から)

蓋を開けたらこんな感じ〜 組み上げる前の状態。
     
組上がった後の写真を追加しましたゾ。


  1. スピードメータドライブユニットを取り外す。
     
     
  2. エンドカバーを取り外し、シフトロッドを外す。
     
     
  3. 戻り止めスプリングのカバーを外し、スプリング×3、ボール×3を取り外す。
     
     
  4. リバースギア用(一番上)シフトフォーク固定ボルトを外しフォークシャフトを引き抜く。
    ※ 引き抜く際はフォークシフトをニュートラル位置にすること、以外の位置だと引き抜けなくなります。
     
  5. インプットシャフト端のナットと2速ギアを取り外す。
     
     
  6. アウトプットシャフト端のナット、ワッシャー、スピードメータードライブとロックボールを取り外す。
     
     
  7. T/Mケース全部のスタットボルトを取り外し、上部(→)の穴を7.0mmのドリルでさらい、広げる。
    (切欠クズが出ますからブレーキクリーナー等で洗い流すこと)
     
  8. インプットシャフトに5速シンクロユニットを取り付ける、ナットを規定トルク(2.5〜3.5kgf-m)で締め、イモネジでロックする。
    ※ イモネジを入れる際に0.5mm程度相手側にドリルで溝を空けないとシンクロユニットは移動できない。
     
  9. 5速用シフトフォークをケースに入れてリバース用のシフトフォークを固定する。
     
     
  10. アウトプットシャフトに位置調整ワッシャー、5速のメインギア、スピードメータードライブを取り付ける。
    この場合、インプット側のギアとアウトプット側のギアはきちんと噛み合わないといけない、又 スピードメータードライブは5速ギアの追加により削る必要があり 110Fで21mm、126の場合で22.5mmギア部分を残して削り落とす。(規定トルクは4.0〜5.0kgf-mで締める)
     
  11. 戻り止め(シフトフォーク)のボール、スプリングをカバーに取り付ける。
     
     
  12. エンドカバーを取り付ける。(固定用のピンを2個、指定位置に入れる)
    取り付けの際は抜いたスタットボルトの穴を利用して外側からエンドカバーを取り付けます、又 7.0mmで拡張したネジ穴の分はミッションギアボックス内部からネジで固定します。
     
  13. スピードメータードライブユニットを取り付ける。
    ※ はいらないときは無理矢理にねじ込まないようにする事、耐水ペーパー等を使い面を出してスムーズ入るようにする。
     
  14. チェンジレバーとのリンケージ部分であるラバーダンパーは今回の追加により詰める必要が出ます、当方の事例で記述するとラバーダンパー上の穴と穴の間は13cmとなりました。(ノーマルのラバーダンパー全長は16cm)
    穴の径は11mmとなりますから穴を開け直します。(ニュートラルでシフトレバーが正立するように心がける。)
     
     

  15. 5速側へ切り替えるときにはレバーを押し込んで前に倒します、この図を見ると分かりやすいのですが倒すときにケース側の突起()がジャマをするわけです。
    リンケージの下に突起部分が大きく2カ所ありますが下の方()が関係します、今回の場合は押し込まないで済むように位置を合わせてケース側をグラインダーで切り落とします。(後戻りが出来ないっす。)
     

     
    ここ(ケース)を取り出そうとする場合はダンパーラバーを取り付ける前にフローア部分を分解(アシカの置物やら椅子やらマットやら〜)しなければ抜けません。
    又、位置合わせがきちんと出来ないと変なタイミングでバックギア(セコ、トップのつもりで、、)に入れてしまう環境?にも成りかねないため注意が必要です。
    出来れば前のでこちん部分だけの削りで終わらせた方が賢明かもしれません。
     


取り付けの経緯

16年 2月14日

11時程度からエンジンを降ろし始め、引きずり出すかと後先考えずにウマも架けずに作業〜 変な配線をやりまくってるエンジンはなかなか下りず、、、、 ミッションに辿り着いたのは2時過ぎでした。
(下に潜れないから最悪〜)

降ろして判明したのはエンジンのめくら蓋付近のアルミ蓋(オイル経路の綴じ蓋)から漏ってた模様でして解体エンジンから移植し用心でめくら蓋に液体パッキンを塗り込みまして様子を見るつもりです。

16年 2月15日

かの昔の〜 メリケン製のプラモデル宜しく、、、、 合わない、はいらない。(摺り合わせが必要な様でして)
大きいところではリバース用のシフトフォークが抜けねーーーーー 騒動発動!!
(これは訳があって、フォークは1カ所づつしか動かない構造になってる為にニュートラル位置にしないと抜けません。)

インプットシャフトに5速のギアがすんなりと組み込めない(クリアランス/軽く叩き込みボルトで圧入)、スピードメータドライブがはいらない〜(これも又、クリアランスの問題/紙ヤスリで表面を研磨して処置〜)
話によると別の方の場合は難なくはいったって事だから個体により当たり外れがあるって事ですね、おまけの八ちゃん〜5速ギアのギアがつらいちにならず、電話で聞いていたのですが百聞は一見ですから鳥栖まで走りましてトリミの大森さんに見てもらいました。

    5速ミッションの御用命はトリミにて http://www.torimi.net/index.html byコマーシャル(笑))

時間も押してるので残りは作業場を借りて組み上げ帰宅はPM20:00過ぎカップヌードルを流し込みエンジンを載せ始めたのですが気が付けばAM1:00過ぎでして、最終部分のダンパーラバーの取り付けで縮めないと付かないと判明〜 11mmのドリルなんて持ってるはずもないですから本日買いに走るって事で作業終了、今晩残りをやるつもりです。
しかしですねー 動かしてみないとアイドリングがまともやら分かりませんし、シフトのニュートラル位置で固定するわけですからフロアーをめくる必要も出るわけでして、あんまり考えたくないな〜(笑)

16年 2月16日

テスト走行完了でやんす〜〜〜、当たりが付くまで多少時間が掛かるようですが、取り合えず1速から5速まで動作確認〜 ミッションの入りが少し渋いですがこなれてくるのを待ちまする〜〜〜〜(がぉ〜)

16年 2月18日

今日の通勤時に大量吐血〜 (車が車が〜) 締めたはずのオイルライン上のオイルクーラーに向かうライン(パイプ)のバンドが緩みました。

通勤時の渋滞の中での出来事でして、、、、 目が点!! リアからは吹いたオイルがマフラーに掛かり煙がモクモク〜 どうやらダラダラと漏らした様で道に撒いたオイルの処置はほぼ不可能〜 確認してる私はスター(注目の的)・・・・ 迷惑な話で、、、、

短時間だったのでエンジンは無事な様で近くのバイク屋さんから3Lオイルを買ってきて注ぎ込みまして始動〜 鼻血と言うより吐血、、

オイルラインは確認してたのですが、、、、 むーーーーー 気が付いてから走り出すまで15分の騒ぎでしたけど常備品にオイルを追加することにします。(今までは1L程度だったけど今度からは4L缶を積むじぇ〜)

16年 2月21日

5速化してからの数値です。(エンジンは110F)

4速の場合 60km/約3000rpm 80km/約4000rpm
5速の場合 60km/約2500rpm 80km/約3100rpm

ギアだけ見てると4速と5速は見た目に変わらないようですが約1/6の差があるようです。
走ってみると60km以下だと5速はへなちょこ状態(笑)、、 高速楽々モード用として考えた方が良さそうです。

16年 2月29日 チェンジレバー側を再加工〜、5速側にシフトするときにレバーを押し込まないと入らないのでその部分を改善しました。
(5速側へのチェンジが渋い要因はここかいな〜)

5速側へ切り替えるときにはレバーを押し込んで前に倒します、この図を見ると分かりやすいのですが倒すときにケース側の突起がジャマをするわけです。
リンケージの下に突起部分が大きく2カ所ありますが下の方が関係します、今回の場合は押し込まないで済むように位置を合わせてグラインダーで切り落としました。(後戻りが出来ないっす。)

前にVWに乗ってて少しの馴れがあるのですが例えるのならば蜂蜜つぼにスプーンを入れて掻き回すような感じ・・・・ レバー自体の位置があとでガイドでも作って入れてやらないとロー、サード、オーバートップのシフト位置が分かりづらいです。

16年 3月 2日

アルミか硬質のプラスチックか(ベーク板?)辺りでシフトレバーのガイドでも作ります・・・・ (泥沼、泥沼〜(笑))

2分割で作ると楽かな〜なんて思ってるんですよね。

16年 3月 7日

昨日は気になってたオイル漏れを一掃すべく、目視確認〜。
どうもタイミングチェーンカバー辺りが怪しい、、、、 オイルシールとタイミングチェーンでも換えたろかいと分解しオイルシールを交換しついでにタイミングチェーンも交換、、、したまでは良かったのですが交換後(仮組/プーリーを締め付けた後)にケースにヒビみたいなのが見える。

精神衛生上・・・・ 悪いぞ〜

見たときは目が点〜 あれー割っちゃったって感じでして、アルゴン溶接して手直しするつもりで剥がしたら、裏はきれいな物でした。(笑)
ヒビの上に叩いたような跡があるから(悩)、後で思い出したけど買ったときからこの状態でした。

き、貴様か〜と、再分解と手を入れてる最中にプーリーを叩き壊しました。(正確には緩めるときに回り止めでレンチを咬ませたのが失敗の元)
軸にヒビ等は無かったので修正(溶接)すれば大丈夫かと溶接機(MIG)のあるところに連絡するも今日は日曜日で電話に出ない(当たり前)仕方がないので部品を買いにと又々、鳥栖に走りまして夜から組み立て〜 
これでこの部品を通算で5〜6個破損した勘定でして萎えました。(壊しすぎて憶えてない)

打ち込んだオイルシールを剥がしてみると確かに表面側には亀裂らしき物があるのですが裏面はきれいな物でして、、、、 結果論、ただのプーリー壊し損。(後で思い出しました、そう言えば買ったときから亀裂が表面にあったっけ(笑))

安物のラチエットかを咬ましてインパクト見たいにカッンカッン(ギアを入れた状態で)と叩いたら良かったんでしょうが、ケースヒビ事件で動転してましてやってはいけないことをやってしまいました。
鉄と言っても鋳物の削り出しですから案外と脆いです。(プーリーは)



FLMCで売られている5速キット

このキットの場合はF/L用は4速を等速化(クロス)、R系は3,4足を等速化(クロス)が出来る様である。


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