遙かなる時空の中で


 ネオロマンスゲーム第2弾。アンジェ貧乏になっていたのでこの作品には手を出すまいと思っていたのですが、我慢できずに購入。案の定ハマりました。和風なのでアンジェよりとっつきやすい感じですね。
 異世界「京」に引き込まれてしまった女子高生・元宮あかね。彼女は「龍神の神子」として、神子を護る八葉と共に鬼の一族と戦うことを決意します。恋愛対象はその八葉の方々。異世界の人との恋(同じ世界の人もいるけれど)にはどんな結末が待っているのでしょうか。
 キャラクターにも台詞等にもアンジェほどの強烈さはありませんが、雅な世界と切ない雰囲気が良いです。なによりお姫様になれますよ! 素敵な八葉たちに敬われる快感といったら……! アンジェでは敬ってばかりでしたからね。 恋愛イベントは「恋愛」というよりちょっと「人生相談」っぽいですが、キャラクターが掘り下げられていていい感じ。八葉は少年の純粋さを持った人ばかりだからなのか、なんと全員涙を見せてくれます。これは衝撃的でした。萌えるかどうかは人によるでしょうが、新しいですよね。なるほど、ネオなロマンスです。
 初EDが泰明さんだったので、ずっと彼が一番好き!と思ってきたのですが、今では何故か永泉さんが一番です。最初は苦手だったのに。あの素直そうに見えて実は人間不信気味なところが愛しくて仕方ありません。 頼久さんも大好きです。主従関係ってたまらんですね。

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