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内科・外科を扱う山梨県笛吹市の古屋医院です。

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〒406-0804 笛吹市御坂町夏目原750-1

帯状疱疹予防に水痘ワクチンを【自費診療】

〜帯状疱疹で悩まないために〜

方針イメージ

帯状疱疹は、水ぼうそうが潜伏感染していて、体力の低下や過労、病気、老化などでウィルスに対抗する抗体の力が弱くなったときに、潜伏していた神経節の神経に沿って皮膚や神経にダメージを与える病気です。
帯状疱疹にかかってしまうと、抗ウィルス薬によって帯状疱疹自体は治りますが、後遺症として帯状疱疹後神経痛になってしまうことも多くあります。
この帯状疱疹後神経痛に対しては、局所麻酔薬による神経節ブロック注射が行われたり、様々な内服薬を投与することとなりますが、残念なことにそれらが有効でないケースも多く、医療の現場で問題になっています。
帯状疱疹後神経痛は、神経痛とはいえ、特に高齢者などではこの神経痛のせいで鬱(うつ)症状をきたしたり、場合によっては食事もとれないほどになることもあったりするほど、実際にこの帯状疱疹後神経痛になってしまわれた方は大変な苦労をされています。
 特に、150歳以上、2独居、3糖尿病や膠原病、悪性腫瘍の治療中などで合併症があり、免疫低下のリスクがある、にあてはまる方注意が必要とされています。もちろん当てはまらないからといって確実に安全であるわけではありません。
帯状疱疹後神経痛ににならないためには、やはり帯状疱疹にかあkらないようにすることが重要になってきます。

当院では、日本で開発され1988年に認可されている水痘ワクチンを接種しています。(健康保険の適用はないので自費診療となります)
水痘ワクチンは、生ワクチンであり、生きている弱毒水痘ウィルスを含んでいます。弱毒ウィルスとは、そのウィルスに感染したとしても、きちんと免疫を作ることができて、しかしほとんど症状を示さないことを意味しますので非常に安全なものです。
もちろん水痘(水ぼうそう)の予防目的で接種されることで、帯状疱疹にかかることを予防したり、仮にかかったとしても症状が軽く済み、何よりも日常生活ですら困難になってしまう帯状疱疹後神経痛にかかってしまう危険性を約65%も減らすことができるとされています。
実際には、帯状疱疹にかかったことのある患者様の配偶者やお知り合いが関心をお持ちになり接種を希望されることが多いです。これを機会に接種されてみてはいかがでしょうか?

なお、一度受診をいただいた上で接種する予約を取らせていただいておりますことをご了承ください


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