フレグランス・香りのトレンド
毎年、世界で、いくつくらいのフレグランスが誕生しているか、知っていますか? ブランド品のフレグランスだけでも、毎年、100以上が発売されています しかし、有名フレグランスと肩を並べ、売れ続けるのは、その内の ほんの一握りのフレグランスに過ぎないのです 長く生き続けるフレグランスには、共通する要因があります。それは @ それ迄にない、新しい香りで、人々に好まれ、成功したフレグランス A 新しい香りで成功したフレグランスに、さらに新しさを加え、成功したフレグランス これらのフレグランスが、一連の流れとなって、香りのトレンドは作られます 香りのトレンドには、どんなものがあったのか? そして、 どんなフレグランスが、トレンドを形成したのか? について、順次お話して行きます |
今回のトレンドの話は フローラル香調の説明と
その中の「ミュゲ ライラック トレンド」についてです
その中の「ミュゲ ライラック トレンド」についてです
ミュゲ・ライラック トレンドの話の前に
フローラル香調についてお話しましょう
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フローラルの香りの中には多くのフレグランスが存在し、常に新しいフレグランスが開発され、現在まで途切れることなく続いています。日本人にとっても受け入れやすいフレグランスが多く存在します
今回は、フローラル調の中のサブ・ファミリ ”フレッシュ”と”フローラル”に属するフレグランスについてお話します
このカテゴリー内には、いくつかのトレンドが複雑に噛み合っていますので、少しでも分かりやすくお話しできたらと思っています
今回は、フローラル調の中のサブ・ファミリ ”フレッシュ”と”フローラル”に属するフレグランスについてお話します
このカテゴリー内には、いくつかのトレンドが複雑に噛み合っていますので、少しでも分かりやすくお話しできたらと思っています
では、下の表を参照してください
この分類表には、サブ・ファミリーの下に 「主な花の香り」という項目を加えました
これは、3種類の香りのタイプのフレグランスがあり(後に3つのトレンドに発展)、それぞれの香りは、この「主に使われている花の香り」 によって、それぞれの特徴が表現されているからです
これらの特徴が頭に入っていると、フローラルの中の、複雑なフレグランスの関係が分かりやすくなります
これは、3種類の香りのタイプのフレグランスがあり(後に3つのトレンドに発展)、それぞれの香りは、この「主に使われている花の香り」 によって、それぞれの特徴が表現されているからです
これらの特徴が頭に入っていると、フローラルの中の、複雑なフレグランスの関係が分かりやすくなります
この3種類の香り(トレンド)を順次説明していきます
ファミリー | フローラル調 | ||
---|---|---|---|
サブ・ファミリー | フレッシュ | フローラル | |
主な花の香り | ミュゲ ライラック |
ジャスミン チュベローズ |
ローズ バイオレット |
ディオリッシモ Dior 1956 アナイス アナイス Cacharel 1979 パルファム・デテ Kenzo 1992 プレジャーズ Estee Lauder 1996 エンビー Gucci 1997 |
ジョルジオ Giorgio B.H. 1981 ケンゾー Kenzo 1988 アマリージュ Givenchy 1991 |
パリ Yves Saint Laurent 1983 エタニティ Calvin Klein 1988 トレゾワエンビー Cucci 1997 |
では、今回のミュゲ・ライラック トレンドの話に入ります
このトレンドのトレンドセッターでもある1956年に発売されたディオリッシモは、ミュゲをメインに、それまでにない、独特のフレッシュフローラルの香りを表現した香りです。日本でも60代、70代の女性が若かりし頃に、この香りの清純なイメージに魅了された人も多いと思います。
1978年に発売されて大ヒットしたアナイス アナイスは、ミュゲ、ライラックをメインに、グリーンノートが加わった斬新で若々しいフレッシュフローラルの香りで大ヒット。当時、キャシャレルはプレステージ ブランドではなかったにもかかわらず、アナイス アナイスはプレステージの店で売られるようになり、その後、キャシャレルのフレグランスはプレステージブランドと認知されるようになった。
1996年のプレジャーズは、ミュゲ・ライラック トレンドの線上で創作され、新しい香りの素材が加わり特徴のある斬新なフレッシュ・フローラルの香りです。これらのヒット商品が続いていることで、ミュゲ・ライラック トレンドが今でも主要トレンドの一つとして認識されています。
1978年に発売されて大ヒットしたアナイス アナイスは、ミュゲ、ライラックをメインに、グリーンノートが加わった斬新で若々しいフレッシュフローラルの香りで大ヒット。当時、キャシャレルはプレステージ ブランドではなかったにもかかわらず、アナイス アナイスはプレステージの店で売られるようになり、その後、キャシャレルのフレグランスはプレステージブランドと認知されるようになった。
1996年のプレジャーズは、ミュゲ・ライラック トレンドの線上で創作され、新しい香りの素材が加わり特徴のある斬新なフレッシュ・フローラルの香りです。これらのヒット商品が続いていることで、ミュゲ・ライラック トレンドが今でも主要トレンドの一つとして認識されています。
「世界の香り」のページで、これらのフレグランスを
”今週のフレグランスの話”として順次とり上げています。参照してくださ〜い!!
”今週のフレグランスの話”として順次とり上げています。参照してくださ〜い!!
ヒットすれば ”リキッド・ゴールド”になると言われるフレグランス
フレグランスは欧米では非常に大きなビジネスです。
それらを支えているのが、香りを創造するパヒューマーと
時代を読み、香りを評価するマーケッターからなる
”香りのプロ集団”です
フレグランスは欧米では非常に大きなビジネスです。
それらを支えているのが、香りを創造するパヒューマーと
時代を読み、香りを評価するマーケッターからなる
”香りのプロ集団”です
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