よくある質問

履歴書編

*履歴書の用紙はどんなものが良いか

コンビニエンスストアーで求められる人が多いが、自分の将来を決める大事な書類です、なるべく種類を多く揃えている文具店や書店な どで選ぶと良いでしょう。

*サイズについて

A版とB版がありますが、B版は日本固有のもので、現在は国際的にA版に統一されていますのでA4版を選んだほうがよいと思います。職務経歴書をつける場合など版のサイズを統一できますので受け取った側もファイリングに便利です。そうした細やかな心遣いも全体的な印象に影響します。。

*様式について
一口に履歴書といってもいろんなものが出まわっています、例えばパート用、再就職用など、でも、新卒の方以外でしたら、JIS規格(日本工業規格)をお勧めします。なぜかと申しますと、JIS規格以外の様式のものには、応募にあったって適正な採用判断に不必要な項目があることが多いからです。
例えば、尊敬する人、長所・短所、信条など。(このような項目で是非自身をアピールしたいと考えている方は別です)

*筆記用具について

黒かブルーブラックのペン(万年筆、もしくは水性ペン)か、ボールペンが良いと思います。筆圧が強く用紙の裏に書き跡がつくような人にはペンがお勧めです。また、字が汚いのでパソコンで作成したいという方がおりますが、ネットで応募するような場合や、先方からの指示以外は避けたほうが無難です。採用者側では、どのような字を書くのか見たいということもあります。

*書き字の大きさについて

罫線幅の2/3くらいで下線に沿わせて書くと安定感が出て良い。楷書で丁寧に、心を込めて書きましょう。行の書き出しの位置を全体で揃えると見た目がよくなりますので、、鉛筆で薄く線を引いて始めるのもいいでしょう。

*写真について

スピードインスタント写真はできるだけ避けて、プロの写真店で撮ってもらったほうが無難です。最近はデジタルカメラが多いので、出来上がりをチェックし、気に入るまで撮り取り直ししてくれます。カラーかモノクロか意見が分かれるところですが、採用先で多数の人にコピーで配布されるような場合は、カラー写真は白黒コピーすると、濃淡のデティールがうまくでないのでモノクロが賢明です。写真が剥がれた場合を考慮し、裏面に氏名撮影月日を記入しておきましょう。

服装は、カジュアルを避け、なるべくフォーマルに近いものが無難です。清楚さ、清潔感を大事にしましょう。

*学歴の記入について


義務教育の卒業からでよいでしょう。ただし、小学校が他県などで、そうしたことが面接での話題にできる場合などは、書くのもいいかと思います。学校名は省略しないで正式名称を、入学と卒業年月を記入します。西暦よりも元号(昭和・平成)をもちいたほうがいいと思います。
商業科・電気科などの履修科名も書きましょう。

*免許・資格の記入し方

正しい名称で書く。ただし簿記の場合、日商、全商などはかまわないと思います。資格取得まではいたっていないが、使えるものは現在取得に向けて挑戦中とか、ワード・エクセルは十分に使いこなせますなど、書いて知ってもらうことが重要、応募先は、書かれたこと以外わからないのですから。

*志望動機の書き方

履歴書用紙に添付されている、参考例文などをそのまま書くことは、あなたの安直さを見抜かれてしまう危険性があります。また、通り一遍な「御社の将来性」なども、同様です。あくまでも自分の頭で考え、自分の言葉にして伝えることです。ポイントは、「今まで○○をしてきた、そこで○○を身に付けけてきた、こうしたものを今から○○して○○したい」のような具体的表現が、より相手に伝わります。この欄は手書きの場合欄が小さいので文字数が制限されます、限られた文字数で要約して書き、それで伝えきれない場合は、職務経歴書にスペースをとって記入しましょう、履歴書との重複は差し支えありません。

*その他の記入欄
その他知って欲しいこと、希望欄に賃金や希望勤務地などを記入している方もおいでですが、そうした事項は応募検討段階での問題にすべきことで、「御社の諸規定に委ねます」いう書き方が好印象をもっていただけます。1職種の求人しか出していない企業にわざわざ「○○職種を希望」などと書く蛇足もやめましょう。
必要最小限にとどめる、少ない文字数で余すことなく、伝えたいことを伝えるのは推敲のうえにも推敲が肝心です。何度も下書きを書いて検討しましょう。

書き方の雛形は こちらを


応募求人の選択

*主婦に多い相談

Q 子供が幼稚園や、小学校に登下校する時に家にいてやりたいので、午前9時から午後4時まで頃までのパートで、事務職に就きたいと思うが、事務の経験が無い。また、販売職は土日の勤務が避けられないので該当する求人が見つからない。

A ハッキリ言って難しい問題です。パソコンスキルの無い方はスキルを身に付ける必要があります。少ないですがパートの事務職を探す、あまり条件つけずに、最大公約数で探し、その条件にどうしたら自身を合わせる事ができるか、クリアできるか家族で相談してみることをお勧めします。

若い男性に多い相談

Q事務職を希望して応募しているが、不採用を繰り返している

A
男性の事務職は、求人そのものが少なく、採用者側でも純然たる事務職というより、将来を見越した採用を計画しているところが多いので事務能力は言うに及ばず、管理能力とか、指導力、折衝力などを磨き付加価値でアピールする必要がある。

Q
親から、正社員以外はだめ、事務的な職種とか、就職するのに難しい注文をつけられ、何度トライしても不採用を繰り返して自信をなくしてしまった。
A
仕事をするのは他ならぬ自分なのです。自分の能力、適性、などを親と話し合い、理解させる必要があります。親の見栄に付き合う必要はありません、はっきりと自分の考えを伝えましょう。自分だけで無理な場合は親と同伴で相談に出向いて見ることも有効です。

*年配者に多い相談
Q求人を見ても応募できる求人がない
A
60歳ぐらいの場合、出ている求人は限られています。自分の希望職種に拘りますと求人を探すのはたいへんです、そこで考え方を変えて経験したこと以外の職種を検討してみることです。また、雇用形態も、非正規社員を選択するのが賢明かと思います。
比較的多いのは、ビル管理、マンション管理、施設警備、清掃などです。清掃で注意しなければならないのは、ほとんどの場合、女子トイレの清掃があり、対象は女性に限られる場合が多いので、仕事の内容欄を見落とさないように注意しましょう。