山陰ひとり旅の2日間のこと
夏の旧盆休みは実家周辺の郵便局調査の貯金に費やしたが、この冬の年末休みは遠方の方に出て
みおうと思っていました。休みの2ヶ月前にはある計画が浮上したのだが、「青春18きっぷ」が使える
時期に実行するには日光の手前と思いました。それで「青春18きっぷ」を使うということで
考えたところ、山陰の西側のJR線を乗っていないことに気づき、それでいこうということになりました。
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↑仁万局 |
12月27日の御用納めが終わり出発の準備、翌28日未明に岡山駅で「ムーンライト八重垣」号を
待ちます。指定席を押さえていましたが、みると自由席に余裕があったのでそちらに座りました。
4人分の座席を占めたのでそれなりに眠れました。終着の出雲市到着は早朝で開いているのは売店だけ
なのでパンを食すだけ。山陰本線を西に進み、まず温泉津に降りました。
温泉津は温泉の有るとことで、あわよくば朝風呂ができるのではと思いましたが、駅近所にある
公衆の浴場が閉まっていました。温泉街まで行くには時間がないので取り止め。温泉津局が9時前に
窓口を開けてくれたので、貯金と風景印捺しを余裕で行いました。しかし局舎写真を忘れました(^^;。
ここから東に引き返して仁万で降りました。ここは邇摩郡(にまぐん)仁摩町(にまちょう)仁万町
(にままち)という場所で、郵便局は仁万局です。
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↑浜田駅裏簡易局 |
再び西進します。山陰本線は江津から西は初乗りです。浜田で下車し、まず駅前の局を訪問、そして
駅の裏側(北側)に行きます。そこにあるのはそのまま浜田駅裏簡易局です。駅の出入口があれば北口
局となるところでしょうが、浜田駅は南側1箇所だけです。この前の降雪について話をしました。この時期
にしては珍しく雪の量が多かったと言っていました。浜田市は浜田局で風景印を貰うのに時間がかかり4局で終了。
正午を廻り昼食もほどほどにして西進を続けます。
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↑列車は日本海を間近に走る (山陰本線:周布〜折居間) | ↑益田駅前局 |
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↑津和野局 | ↑JR日原駅(プラザ枕瀬簡易局) |
列車から日本海が見る区間もあります。この時期いわゆる「冬型の気圧配置」になるときは日本海側は天気が
ぐずつき、波も高くなると思います。寒いのは嫌ですがそれも日本海らしくていいのではと淡く期待も
していましたが、この日はいたって穏やかでありました。
益田でのもち時間は30分ばかりで、訪問できるのは駅前局ぐらいでした。その駅前局は地図にあった
場所から線路寄りに移転していました。
益田から山口線に入りました。山口線は益田〜津和野間が未乗車で残っていました。沿岸で穏やかだった
天気が内陸では曇りがかっていました。空気も冷たく残雪がありました。津和野局訪問は定番といった
ところでしょうか。直ぐに益田方に引き返し、日原に寄ります。プラザ枕瀬簡易局が日原駅内にあり
ました。16時も間近になり、日原局はどうだろうかと歩いていきましたが、こちらは窓口貯金は
できず。風景印をもらい益田に戻ります。
益田駅にはかにの駅弁があるということで欲しかったのですが、あいにく無いようでこちらも残念。
外は暗くなり、益田局に寄ったあとホテルに入りました。
11-12-28
温泉津→仁万→浜田駅前→浜田駅裏(簡)→浜田→浜田朝日町→益田駅前→津和野→プラザ枕瀬(簡)→(日原)→(益田)
翌朝、山陰本線を西へ萩市に向かいます。下調べはついていませんでしたが、レンタサイクルは
あるとよみました。案の定東萩駅にありました。2時間を使って自転車で郵便局を廻りました。萩市の
中心部は「洲」にあり、その外周を囲むようにJR線が走ります。近所の萩新川局、萩松陰神社前を廻ったあと、
その「洲」に入りました。市街地にある萩たまち局で貯金すると、隣の旭村明木地区特産の胡麻を
頂きました。萩市では6局訪問しました。
次は西に進んだ長門市で、山陰本線の盲腸線・通称「仙崎線」に乗車。若干2km余りの路線で仙崎で
終点。駅に程近い仙崎局を訪問した後、再度「仙崎線」で長門市に戻り駅前の長門局にも足を記します。
美祢線の美祢〜長門市間も未乗車なのでこの日に乗ります。美祢では1時間余りの時間が有り、
駅前の美祢局で貯金した後、歩いて伊佐局に行ってみました。セメント工場やその引込み線を横目に
西に25分ほど歩くと伊佐局に到着。貯金をして直ぐに引き返しました。帰りはやはりだれてきました。
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↑湯本局 |
美祢線を長門市方に引き返して、長門湯本で下車。湯本局を訪ねると、時間的に考えて貯金はここで
終了となりました。長門湯本は文字通り温泉のある場所、ということであるホテル内にある温泉浴場にて
風呂を堪能しました。
貯金は終わりましたが、仕事はまだ残っています。みたび長門市に戻り、山陰本線の残りの未乗車区間・
長門市〜下関間に乗ります。17時を過ぎて外は暗くなるのでもはや車窓は望めません。2時間後に
下関に到着しました。下関には「ふく」の駅弁があるのですがこちらもありつけず、幕の内で夕食と
しました。
下関から普通列車で東進し、広島に着いたのは0時間近。繁華街の喧噪を振り切り、カプセルホテルに
身を投じました。
11-12-29
萩新川→萩松陰神社前→萩たまち→萩→萩平安古→萩橋本→仙崎→長門→美祢→伊佐→湯本