ハルカ由布へ…

↑田主丸局↑新馬場簡易局
↑日田光岡局↑日田局
 2005年最後の局巡りは九州となりました。九州は実は4年半あまり貯金実績がない。ムーンライト 九州にはわりとよく乗っているのだが…(^^; ともかくそういうことで、未乗車区間の踏破も 兼ねて出発することに決めました。
 前述のムーンライト九州で向かう。ダイヤの都合で門司で普通列車に乗り換える。こっちのほうが この先先着するのである。博多を通り過ぎて鳥栖で下車する。昼食用で駅弁を求める。鳥栖から 久大本線に入る列車に乗る。久留米からが久大本線で、大分までの全線が未乗車である。
 田主丸で下車する。駅名もさることながら、駅舎が河童の顔を模したユニークなものである。 もと田主丸町だったが、久留米市に編入されている。駅から数分歩いたところに田主丸局がある。 普通集配局である。
 続いて1駅だけ移動して筑後吉井。こちらももと吉井町だが、隣町との合併で「うきは市」と なっている。1時間の滞在時間で2局を訪問。新馬場簡易局は電器店の看板が目を惹くが、営業 している様子は無かった。
 大分県に入る。このまま日田まで乗っておいてもいいところだが、ここで一計を案じてみた。 光岡で降りる。これで「てるおか」と読ませる。駅のすぐ傍に日田光岡局があるので、急いで 訪問を済ませる。10数分後に入ってくる日田彦山線の列車に乗る。10分程度で1局増殖できたわけ である。
 日田市街に移動。ここでも1時間の滞在時間。本局には寄っておかないと…という気持ちで 歩いて向かったのだが、意外にも遠い。引き返して特定局もう1局寄ったら、時間があまり残らな かった。

↑玖珠局↑玖珠大隈簡易局
 由布院行きの列車内…昼時で乗客も多く、視線を気にしながらの昼食である。豊後森で下車する。 玖珠町の中心駅である。「平成の大合併」で大分県内の大部分の自治体が合併・編入を敷いた中、 単独町制を保っている。
 次の列車(普通)まで約2時間の滞在時間が有る。まず玖珠局まで歩く。雪は 道の袖に残っている程度である。続いて玖珠大隈簡易局までを歩いてみる。地図を見た感じで 2kmはある。玖珠川の橋を跨いで、それこそ30分はかかったと思う。隣に窯元がある簡易局だった。 ここで歩きに懲りてしまい、堪らずバスを利用する。塚脇局にも足を記し駅に戻ったわけだが、 乗れそうだった特急が数分前に出てしまい、時間を持て余してしまう。


↑由布院局↑大分中央局
 由布院まで移動する。駅名と町名が異なることで有名だったが、自治体再編で「布院町」→ 「由布市」になっている。「朝の連続ドラマ」の舞台になったところで、ラッピングバスまで 見かけた。あいにく当方は一度も観たことがないのだが…。
 時間が16時を廻る。訪問できるところはもう1局しかない。大分まで普通列車で1時間。冬至から 数日経っただけなので、日暮れも早い。大分中央局に到達。この日の締めとなった。
 大分から小倉まで3時間かけて戻る。すっかり暗くなったので、何も楽しむものが無い。10年くらい前に 同区間を乗っているので、構わないといえばそれまでだが。小倉から再びムーンライトの客に なって、翌日未明に岡山着。交通費はしめて3320円也…自分にご苦労様です。


17/12/30
田主丸→新馬場(簡)→吉井→日田光岡→日田→日田竹田→玖珠→玖珠大隈(簡)→塚脇→由布院→大分中央

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