香川県全局貯金
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↑観音寺伊吹局 | ↑長津局 |
2005年7月8日…休暇を1日貰って香川県に向かった。香川県の貯金可能局は本土側は
全て訪問、離島も残り4局となっていた。この夏のうちに4局を行っておきたい。
この日はそのうちの1局・観音寺市伊吹島にある特定局を目指す。宇野港からフェリーで四国入り、
JR四国の企画切符「四国再発見きっぷ」で観音寺に。駅からは西に歩いて港を目指す。途中で昼食を摂りたかったが、時間が中途半端だったのでコンビニエンス
のサンドイッチで済ませる。魚市場がある港に伊吹島航路が就航している。便は4往復あるが、
局巡りで使えるのは観音寺発11時20分の1便だけである。
25分ほどで伊吹島に到着。目の前に急な坂が迫っている。この坂を神社方向に進んで周辺を歩いて
いけば局に辿り着けるだろう。狭い路地で局舎全景を撮るのはまず無理。復路は13時半の便…
学校間の交流?で小学生が多数乗り込んで、ご他聞に漏れず騒がしかった。
もう少し時間が有るので再びJRにて愛媛県。虎党が好みそうな赤星駅で下車。もと宇摩郡
土居町…合併で今は四国中央市になっている。歩いて国道に出て長津局訪問を果たして終了。
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↑粟島局 |
1ヵ月後の8月15日は、詫間町(現:三豊市)の2島を訪問することに。児島よりJR線にて
詫間入り。駅より町営バス(現:市コミュニティバス)にて須田港まで。運賃は100円均一。9:05発の
旅客船にて粟島に向かう。旅客船だが乗用車1台積載できる(要予約)。粟島の港の直ぐ左手に
局がある。貯金等は早々と終わり、時間を持て余す。東に歩いて、島内で一番括れた処を眺める。
100mもない。島内唯一のうどん屋があるという情報は知っていたが、如何せん下調べをろくに
してなかったので見つけられず。結局農協で菓子を求めて、これが昼食になった。
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↑志々島簡易局 | ↑通帳 |
10:55発の旅客船で志々島に向かう。船内で粟島局で見かけた親子(母と娘)の姿があり、
何となく臭う…。港に着くころに雨が落ちだして、傘も何も所持してなかった身としては困った
ことになった。簡易局は農協受託。下調べでは偶に受託者本人でない方が居る時があって、その時には
処理にまごつくとか…。幸か不幸かこの日はそういう日だったらしい。端末の操作もおぼつかなく、
通帳が画像のようになってしまう(;´д`) 何の印字もなかったのが幸いだった…と言うしか
ない。こういうアクシデントに遭遇することはまたとないだろう…と努めて前向きに考えることとして、
貯金のほうはどうにか果たした。雨が激しく、坂を登った寺で雨宿り。粟島にあった掲示板では、
志々島の人口は30人弱…歩いていて無人と思われる民家も見受けられる。旧盆ゆえに人気も感じられるが、
やがては人の営みも消えてしまうのではないだろうか…。
13:05発の旅客船で須田港に戻る。船便は須田〜粟島と粟島〜志々島〜宮の下の2系統に分かれるので、
粟島で乗り継ぐ形になる。バスで駅に戻って、そのまま帰宅。
翌16日、最後まで残った多度津町の2島の訪問である。多度津駅から北へ歩いた港から船便が
出ている。途中の多度津東浜局を訪問、ゴム印が宝になっていた。港付近のうどん屋で昼食。
14:00発のフェリーに乗る。多度津の2島を訪問するには、この時間のフェリーに乗るのが良い。
多客期ということか、14:00発の前の臨時便のお知らせが見られた。しかし現地まで赴いてやっと
そんな情報を知っても意味がない。尤も運行期間は済んでいるし、乗れたところでこれから訪れる
簡易局は訪問できないですから…。船内で切符を買うと、所謂「硬券」だった。
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↑佐柳簡易局 | ↑高見島局 |
佐柳島に上陸。本浦港で降りれば局が近い。35分くらいして折り返し便が来るが、充分余裕が
ある。8月15日が休業日なので、前日には訪問できなかったのである(ほか12月29〜31日も休業)。
前日見かけた親子が、この日も姿を見せていた。
折り返しの船便にも乗車して、高見島で降りた。Uターン帰宅らしき客で港はごった返し状態
だった。到着は15:50になるが、歩いて5分くらいで局に辿り着ける。これで香川県内の貯金可能局を
全て訪問したことになった。
本土に戻る便まで1時間半くらい待たされる。外に出ても暑いので局内に佇んで、麦茶を頂く。
例の親子にやっと声を掛けてみる。昨日の須田港で徳島ナンバーの車で帰っていくのを見たので、
もしかしたら…と思ったのだが、言及は避けた。
17:35発の便で本土に戻り、JR線にて帰路に就いた。