大学病院と診療所

 香川県は本土内の郵便局については2002年9月に一度全局貯金を果たして、離島が残している。 方方散らばっていて直ぐに全部行けるわけでもなく、地道に片付けるだけである。大学の再編で本土内の1局が 改称されたので、まずは香川大学病院と大島を訪れることにする。

↑香川大学病院内局
 宇野港からフェリーで1時間、高松港に到着して9時10分の大島に行く船に乗ろうとしたが、 のっけから出鼻をくじかれた。年末年始ダイヤである。午前中の便で大島を往復して大学病院を 訪ればあとはフリー・・・のはずだったのだが。第1便は私が到着する前に出てしまい、14時ぐらいの 便まで待たねばならない。
 やむなく大学病院を先に訪問する。もと香川医科大学だったが、香川大学に吸収される形で再編され局名も改称 された。外来は休診で正面出入口は閉められていたが局は開いていた。通用口から入って貯金を 果たす。

↑まつかぜ丸↑千歳簡易局
 昼下がり、ようやく大島に向かう。「まつかぜ」という船で、官公船なので運賃は要らない。 ハンセン病療養所があるのだが、広い敷地で簡易局がなかなか見当たらない。ようやく福祉室と いう建物にあることが分かり訪問を済ませた。帰りの便まで時間があって暫く散策。民家や アパート・学校もあり療養所関係者が住んでいるものと推測されるが、人影を全く見かけず 荒涼としていた。風の冷たさも手伝って物寂しさを感じる。
 16時の便で高松に戻った。
 ※大島行きの航路は庵治港からも出ている。時刻はネット上で検索可能。但し旧盆や年末年始は 減便・時刻変更があるので要注意。
 

15/12/29
香川大学病院内→千歳(簡)

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