岡山県内全局貯金
郵便局巡りを始めたのは1997年の5月。当時は学生で原付を駆使して近所から巡っていた身と
して、居住地である岡山県内の全局訪問は夢また夢のことであった。それから約6年半、ようやく
現実のものになるところまできた。曲がりなりにも自家用車を持つようになり、諸事情で時間が
出来たりして、行きにくかった北部も精力的に廻ってきた。結局自宅から距離がある県西北部
十数局が残った(貯金不可局は基本的に訪問の対象外にしてるので、数に含めない)。現勤務先で
休暇も取れるようになったので、雪などで車が動かせなくなる前に行くことを決めた。
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↑福地簡易局 | ↑吹屋局 |
さて行きだが、自ずと通勤ラッシュにぶつかるので何処を通るのか苦慮した。高梁方面に
行くのに岡山市中心部を通る以外にまともなルートが考え付かないのだ。R180は片側1車線で
流れがよくなさそうだったのでR2で倉敷から北上してみたが、遠回りになった分時間もかかって
1局目到着が9時を10数分廻ってしまった。
1局目は高梁市の福地簡易局である。此処の取扱休止日に7/26・27や9月第二の木曜日や金曜日
が入ってるのがちょっと変則的だ。
高梁松原局で高梁市は終了。県道を辿って川上町の吹屋の集落に。古くは「銅とベンガラの町」
として栄え、現在もベンガラ格子の家屋が立ち並ぶ。吹屋局も周辺と調和するような局舎である。
駐車スペースが見当たらなかったので、休業の飲食店の処を拝借する。
備中町に入り湯野局で通帳を更新したが、穴を開けられて憮然としてしまう。平川局に着いた
ところで広島県が近いので、「豊松村にも寄って行くか」とそのまま西に進む。これが後後に
響いてくる(?)備中町に戻って残った西山局を目指したが、道が道なので思った以上に時間が
かかってしまう。正午も既に過ぎてうかうかしてられない。
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↑豊永局 |
哲西町から新見に向かう県道でFMラジオを点けたら、何故か中国語らしき放送を受信して
妙なテンションになってしまう(笑)。新見市は6局残している。無駄な動きは禁物である。
豊永局は移転していた。旧局舎は土木業者の事務所が入っていた様子。
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↑新砥局 | ↑万歳局 |
井倉局で新見市も全部訪問。残るは哲多町の2局。細い県道を登って急ぐが、先に見えた局は
一旦パスする。新砥局はずいぶん鄙びた立地。最後の1局・・・先ほどの道を引き返す。16時の
5分前に着いた。
万歳局・・・先に見えていた局はこのことで岡山県最後の訪問局を此処に決めていた。別に最初から
決めていたわけではない。県内を巡っていく段階でどうしても西北部は疎になっていたわけで、まさに
「偶然の産物」である。平静を保って貯金を済ませる。局舎バックに「万歳」して写真を撮ろうかとも
思っていたが、それは止めた(笑)。
かくして岡山県内全局貯金を果たした。以後は改称局や貯金取扱開始局の出現にびくびくとする日日を
過ごすのであろうか(^^;
15/12/18
福地(簡)→高梁松原→吹屋→坂本(簡)→湯野→平川→豊松→西山→野馳→矢神→本郷→正田
→石蟹(簡)→唐松→豊永→草間→井倉→新砥→万歳