スルッとKANSAI東西南北

 「スルッとKANSAI 3dayチケット」を使っての関西私鉄沿線局巡りを思い立ち、GW明け に1泊2日の行程で出かけました。
↑有馬局↑京都嵯峨局
↑浜大津駅に入る
京津線電車
↑坂本局
 5/7未明に車で出発、山陽電鉄の網干に駐車して「3dayチケット」使用開始。姫路にてJRの新快速、 加古川で加古川線と乗り継ぎ、粟生。神戸電鉄の乗換駅である。「スルッとKANSAI」のネットワークも 広域に展開していて、未乗車路線を乗り回すにも最適で。まずは神戸電鉄の未乗車区間をあたる。 粟生駅の構造だが、JRのホームの中に神戸電鉄の改札があるだけの簡素なつくり。鈴蘭台まで 下って有馬方面に行くのだが、電車は各駅停車のうえ単線で行き違いも多く、所要時間がかさむ。 有馬温泉まで達した時点で9時を過ぎた。
 有馬局で貯金を果たし、東のほうへ抜けたい。何か適当な便はないかと思ったが、宝塚行きの 阪急バスがあった。西宮名塩を経由して約1時間かけて宝塚。ここから阪急電鉄で大阪方面へ抜ける。 有馬局から時間が経ったので池田局に立ち寄る。駅前の普通郵便局で待ち客も多かった。これなら バスで通りがかった西宮の簡易局のほうが良かった・・・と少々後悔。
 十三で京都線に乗換、大阪もそこそにして京都に抜ける。大宮で京福電鉄「嵐電」に乗る。 「スルッとKANSAI」の中では加入が比較的最近である。嵐山まで乗りとおし、近くの京都嵯峨局に入る。 正午は既に過ぎている時点にやっと3局目。ゴム印が3種類ある、ということで3回貯金して 捺してもらう。
 先ほどの「嵐電」で北野白梅町まで行って、全区間を乗った。雨が落ち出した。二条に行くバスは無い かと思ったら、丁度かすめる便があったので乗る(京都市営バス)。二条に一番近い処で降り、 歩きで向かう途中に1局寄った。
 二条から京都市営地下鉄。京阪電鉄の浜大津まで行くには途中で乗換をしなければならない。 市営と京阪の線路が分かれる御陵で降り、急いで郵便局まで往復して1局増やす。京阪の車両に 乗って浜大津まで行く。浜大津付近で道路併用線路を4両の地下鉄車両が走る様は壮観である。
 浜大津局でもゴム印が3種類。やはり3回貯金する。この先石山坂本線はまだ「スルッとKANSAI」に 対応していないが、「3dayチケット」では乗車できる。北側の終点・坂本まで乗って、駅付近の 坂本本町局。時間が多少あるので坂本局まで、と意気揚揚と歩いてみたものの意外と遠い。 JRの駅よりさらに東へ歩かされる。無事訪問してこの日は終了。
 この後は坂本ケーブル・石山坂本線の東側さらに京都市営地下鉄の未乗車区間と、いずれも 「3dayチケット」で利用可能なので片付ける。大阪まで舞い戻って、浪速の某施設で夜を明かす。

5/7
有馬→池田→京都嵯峨→京都聚楽→京都山科御陵→浜大津→大津坂本本町→坂本

↑高野局↑学文路局
↑天見簡易局↑和泉局
 翌5/8、最寄の南海電鉄・新今宮より高野山方面へ移動する。乗車した急行は南下するに連れて 空き、高野山にさしかかる頃にはロングシートでごろんとしてました(笑。
 電車は極楽橋が終点、鋼索線に乗換となる。極楽橋の駅は乗継の為にあるような感じで、付近に営みの 空気は感じられず「純粋な」乗降客は皆無と思われるが、自動改札で外に出られるようにはなっている。 鋼索線で登った高野山駅も何も無い処で、さらにバスで街中に行くようになる。にわかに雨が激しく 降って、移動が億劫だ。
 時間が早いので仏閣を眺めたりしてとりあえず観光の色も付けておく。高野局の訪問を果たせば そそくさと来たルートを引き返した。難読で有名な「学文路」で途中下車して、局を訪問したら 「ゴム印が3つあるんですけど・・・」と。今回、当たりが多いですね(^^;。
 地図を眺めてると、大阪府に戻って千早口駅付近に局があるようなので下車。天見簡易局は 特定局時代の局舎をそのまま使っています。雨は殆ど止んでいきました。
 河内長野まで戻って、近鉄の長野線が喜志以南未乗車なので寄り道。富田林市で2局訪問。 喜志まで乗ったところで局に寄ろうと思ったが、意外と距離があって時間の都合で断念。
 南海電鉄線に戻った後は金剛駅前で1局寄り、中百舌鳥で泉北高速鉄道に乗る。深井、栂・美木多で 途中下車して局数を稼ぎつつ、和泉中央まで行く。駅舎は大きい建物で、その中の駅前局で貯金。 ふと外を見ると別の局が見えて、集配の和泉局と判明。元:和泉南局で旧:和泉(現:伯太西)局 と統合する形でこの場所に舎を構えている。ここで2日間に渡る局巡りを終えた。

5/8
高野→学文路→天見(簡)→富田林→富田林西口→狭山南半田→堺深井沢→堺中→泉北栂 →和泉中央駅前→和泉

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