新春局巡りの日のこと
年末年始休暇は局巡りができる貴重な時。尤も12月31日〜翌年1月3日は貯金ができない
のであるが。私の勤務している会社は12月28日〜翌年1月3日が休みと決まっていて、貯金に
行けるのは年末だけとなっております。ことこの度(2001年末)の休暇では日取りの関係で1日
しか動けない!当初は12月28日に東京方面へ出かける予定があってその時にでも・・・という
ことを考えていました。ところが12月28日の休みが翌年1月4日に振り替わることになり、計画は
ご破算(汗)・・・。その代わり新春最初の貯金は出きることになったので、懸案であった
関前村訪問を計画しました。関前村は愛媛県越智郡、瀬戸内海の芸予諸島で岡村島・大下島等から
なる自治体。同郡で唯一未訪問だったところです。
行程としては、午前中に本土側を何局か訪問した後、午後に関前村に向かい村内の2局を
訪問するようにしました。行きは午前中の局巡りで時間が取れるよう「ムーンライト松山」で
向かうことに。指定席はまだあるのだろうかと思いましたが、12月30日に自宅最寄駅で難なく
買えました(^^;
2002年1月3日、深夜に出発。まず列車で岡山駅にでる。「ムーンライト」乗車まで3時間余り、
近くの牛丼屋で夜食を食ったり、コンビニで時間を潰したり・・・。相当退屈でした(汗)。
乗車後はしばらく睡眠。
6時半ごろ今治に到着、ここで下車。まだ空は暗い。港まで歩いてみる。それほど寒さは感じない。
今治港で関前行きの乗車口を確認。・・・船の時刻が変わっている。前年の11月に変わったみたい。
フェリー乗船のところが高速船になりそうだ・・・。
駅に戻って8時に列車に乗る。伊予西条に戻る。駅から25分程度歩いて西条四軒町局が見えた。
ここが2002年の1局目となった。付近には陣屋跡があり、局舎もそれに合わせています。南に歩いて
集配の西条局に着きました。が、ここで約10人の待ち。次に乗車予定の列車発車まで時間が
ないので、否応にも気が焦ります。発車10分を切って貯金処理終了。駅まで1kmという距離を
ひたすら走る。微妙な時間でしたが、列車はまだ居ました。どうやら臨時列車の関係で時刻が
ずれていた模様。運のよさということか?
2駅東に戻って、新居浜で下車。まず駅前局を訪問、以後グラン楠通り局まで歩く。今ひとつ
天気がよろしくなく小雨ぱらぱら、風も吹いてきた。グラン楠通り局まで歩いたらまたも列車の
時間が迫り、今度は走るにも距離があったので急遽タクシーをつかまえる。尤もバスでも間に合った
ようだ・・・。
今治方面に戻ります。途中壬生川で降りて、東予局と東予壬生川局を訪問。東予局は「宝」で
カブトガニの絵が入った局名印、風景印もカブトガニでした。外は冷たい雨が降っていまました。
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↑関前局 | ↑大長局 |
今治に戻って、港に向かいました。徒歩で15分程度。港に着いたらなんとフェリーが強風の
ため欠航という知らせ。しかし乗船予定だった高速船は運航するみたいでした。乗船して来島海峡
を抜けた辺りから波が高くなり、船が波とぶつかり鈍い音がするわ船内が上下に揺れるわで
思った以上に荒れている模様。それでも関前村の岡村港に着き下船。港から西に歩いたところに
関前局がありました。ここで貯金すれは、後は同村大下島にある大下簡易局を残すのみ。港に
戻り船の出航を待ちました。
ところが、強風により15時20分発の大下島へ行く旅客船は欠航。これでは流石に局の訪問は
できない。強運もここまでか、断念して本土に戻ることにした。が、今治へ行くフェリー・高速船
はことごとく欠航、本州へ行く高速船も言うまでも無い。要は関前島で足止めを喰らってしまった。
今度は帰宅に困ってしまったのだが、港の人が大長(広島県大崎下島)まで車で送ってやると
言ってくれた。岡村島と大崎下島は橋で繋がっており、大長から本州の竹原までの高速船は通常通り
運航している模様。それ以外にこの島から抜け出すことはできないので、ここは港の人の厚意を
受けることにした。「今日はこれで2人目だよ。無賃タクシーだ」そんなこと言われながらも
大長に到着。岡村島と大下島も橋で結ぶ計画があるようだが、完成まで時間はかかるだろう。
さて、時計を見たら15時50分。確かこの辺りに郵便局がある筈。ということで、大下簡易局に
行けなかった腹いせに(^^;、局を探索。16時までに見つけて執念の貯金を果たした。この後、
竹原行き高速船に乗船。内海なので穏やかであった。竹原到着後はそのまま列車で自宅まで
帰りました。
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西条四軒町→西条→新居浜駅前→新居浜久保田→新居浜→グラン楠通り→東予→東予壬生川→関前→大長