OSAKAシティ☆ハイクの日のこと

 2000年2月4日、立春であったこの日は大阪に出かける機会ができた。 ということで、せっかくのこの機会、局巡りと しゃれこんで1日休暇をとって朝から乗り込んだのである。因みに「シティ☆ハイク」とは、JR西日本 が「シティ☆ハイクOSAKA」として一部地域に新幹線往復乗車券+大阪市交通局の1日乗車券をセット にした企画商品であり、今回はこれを活用させていただいた。
↑吹田江坂一局↑此花局
 新大阪に到着して、早速その大阪市交通局の地下鉄・御堂筋線に乗り、北端の江坂で降りる。9時の開局を 見計らって、吹田江坂一局まで歩く。昨年末は廿日市局(廿日市市)で1999円を貯金して終了 したので、2000年最初の貯金は2000円とした。近所にある吹田江の木局も訪問する。
 一駅戻った東三国でも2局を訪問。地下鉄とはいえ、御堂筋線は淀川区以北では地上を走る。ちょうど 高速道に挟まれるように線路があって、列車を待っていると車の走行音がけたたましい。続いて西中島南方で も駅前の2局を訪問。至近距離なのだが淀川区内でも最も混雑するらしい。
 梅田に戻って、JRの環状線に乗る。「シティ☆ハイクOSAKA」は大阪市内のJR線のフリー乗降区間も 設けている。内回りでまず野田で降りて、大阪吉野局を訪問。ついで西九条の駅前・此花西九条局に 寄り、そこから市交通局のバスで此花区を巡る。集配局の此花局で風景印を依頼したが、日付のゴム印が 入らないと時間がかかった。
↑大きい建物です。↑手前が新大阪局。奥は大阪小包局
↑大阪小包局入口↑新大阪局入口
↑大阪安治川口駅前局↑西成局
 バスで西側の工業地帯に向かう。そして、今回の目玉でもある大阪小包・新大阪両局の訪問をする ことにした。島屋BSで降りると、巨大な大阪小包局舎が目に入る。東側にあるスロープで大阪小包局 に向かう。大阪小包局は小包便を一元的に取りまとめ、集配の中継を行う専用の郵便局である。 一般の人は入局の際に許可を受ける必要がある。窓口もあるが、私の場合は風景印の収集だけで手短に済ませたく、 調整課に向かうことになった。コンベアに乗せられた小包便の流れを横目に見て調整課に入れば、そこは 普通の会社のオフィスであって、私の存在など宙に浮いていた。かれこれ何度と(自分で)風景印を 捺した事はあったが、窓口以外で捺印作業とは非常に緊張した。
 次の新大阪局は、小包局の隣の棟でこれまら巨大な建物である。こちら新大阪局は一般の郵便物の 取りまとめを行う専用の郵便局である。こちらも許可をとって入るが、今度は警備員に連れられて 窓口に向かった。取りまとめを行うだだっ広い部屋を通り、窓口で同様に風景印を捺してもらった。 警備員の話では、たまに有志が訪れては風景印を貰ったりしているのだという。全国2万4千余りの 郵便局の中でもとりわけ奇異な存在なのである。その警備員に丁重にお礼をいい新大阪局を出た。
 南側の階段を降りると大阪安治川口駅前局があるので、貯金を行う。大阪小包・新大阪・大阪安治川口駅前 の3局は同じ敷地内にあるのだが、貯金ができるのは安治川口駅前局だけである。先ほどの2局はATMも 置かれていない。通常の局巡りに戻って、なんとなく安心した気持ちになってしまいました。
 JR線で桜島に向かいました。昨年線路が移設され、桜島の駅も面目を一新しました。これには 2008年のオリンピック誘致が絡んでいて、沖ではその会場の工事が進められています。完成したときには 線路もそこまで延長されることでしょう。此花桜島局で貯金を済ませこれからの行程を考えましたが、 地図に大阪港天保山への渡船の表記があるのでそれに乗船。日本一標高の低い天保山の「山頂」は 整備工事の真っ最中でした。港近くの大阪築港局を訪問、テクノポート線で住之江区ポートタウンに 出ることにしました。ポートタウンは大阪南港コスモタワー内・大阪南港ACTの両局が既訪問。 市交通局ニュートラム沿線の残りに局を丹念に訪問していきました。住之江公園に着けば競艇が催されて いて、地下鉄にはその「ギャンブラー」が大挙乗車してきました。残り1時間、住之江区から西成区に 入り西成花園局で局めぐりを終了しました。

12-02-04
吹田江坂一→吹田江の木→淀川東三国二→淀川宮原→西中島南方駅前→淀川西中島→大阪中津 →大阪吉野→此花西九条→此花→(大阪小包)→(新大阪)→大阪安治川口駅前→此花桜島→大阪築港 →大阪ポートタウン西駅前→住之江南港中→住之江平林南→住之江→住之江南加賀屋→住之江粉浜西 →西成→西成花園

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