表町商店街の南にある店です。店を訪れると､張り紙が目に付きます。テレビ・雑誌・漫画に
紹介されたと自慢をしております。岡山で「ドミカツ丼御三家」というのがありまして、その御三家は
「味司 野村」「やまと」とこの「百万元」
でございます。今も老夫婦がその指折りのドミカツ丼の味を守っています。
カツ丼は卵とじも扱っていますが､９割がドミだとか。ドミカツ丼の王道を感じさせます。中華そばも
あります。※追記
「百万元」は2001年3月末日をもって、長い歴史に幕を閉じました。3月から店頭に閉店の知らせを 掲げていました。先代より店を引き継いだ現主人が高齢で後継ぎもつかなかったようです。私も閉店を 前にして、その月「食べ納め」を果たしました。
名店・老舗といわれている店が繁盛している裏で、「後継不在」という影が差し込んでいる現実。 １０年後どれだけの店が営業を続けているのか、一抹の不安を感じさせた閉店劇でした。
