「だて」は「やまと」とともに、通称「オランダ通り｣にあるこの店で、こちらも昼食時になると
混雑します。店の中は薄暗くて狭く、座席が埋まると身動きもままならないくらいです。
カウンターに居るおかみさん（？）の注文を聞く声は甲高くテンポがいいので、耳に残りそうです。ここでカツ丼を頼むと、生卵が出ます。「だて」流のカツ丼の食べ方は、まず丼の真中あたりに 穴を作り､そこに生卵を落とすのです。そのとき、生卵は鉢の中で研ぐのではなく、落とした丼の 中で研ぐのです。以前食べにいったときは鉢の中で研いでしまったので、改めて訪問しました。 昔は主人がうるさく正しい食べ方を教えていたという逸話が残っていますが、 今はあまり構っていないようです。
この他､支那そばも好評です。そばのスープでつくる「獨眼流スープ」は100円と安価です。 最近は支那そばと小さいカツ丼のセット「だて定食｣が出てきました。
