# --- Kifu for Windows V6.62 棋譜ファイル --- 開始日時:2010/04/06 21:33:05 手合割:平手   先手:先手 後手:後手 手数----指手---------消費時間-- * その他の初手の出だし。 1 6六歩(67) ( 0:00/00:00:00)+ *【初手▲6六歩・基本図】 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00)+ 3 6八飛(28) ( 0:00/00:00:00) 4 3二飛(82) ( 0:00/00:00:00)+ 5 6五歩(66) ( 0:00/00:00:00) 6 7二金(61) ( 0:00/00:00:00) 変化:4手 4 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00) 5 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) * ▲7六歩△3四歩▲6六歩△8四歩▲6八飛と同じ局面。藤井猛曰く「初手▲6六歩は、早く△8四歩を突けと言う意味」だそうだ。 変化:2手 2 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00) 3 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) * ▲7六歩△8四歩▲6六歩と同じ局面。 変化:1手 1 8六歩(87) ( 0:00/00:00:00)+ *【初手▲8六歩・基本図】 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00)+ 3 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) * プロでは過去唯一の実戦例がNHK杯予選▲増田裕司△小阪昇の初手▲8六歩。実戦は▲7六歩△3四歩▲8六歩の先手角頭歩戦法と同じ局面になった。 変化:2手 2 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00) 3 7八金(69) ( 0:00/00:00:00) 4 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) 5 同 歩(86) ( 0:00/00:00:00) 6 同 飛(82) ( 0:00/00:00:00) * 2手目に△8四歩と突かれたらこんなものだろう。以下▲7六歩に△8六歩なら▲7七桂か。 * 仮に▲8七歩として手損でも、小阪は基本的に振り飛車党だし、早指しの棋戦だし構わなかったと言うことだろうか。 7 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) 8 8六歩打 ( 0:00/00:00:00) 9 7七桂(89) ( 0:00/00:00:00) 変化:1手 1 6八玉(59) ( 0:00/00:00:00)+ *【初手▲6八玉・基本図】 2 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00)+ 3 7八金(69) ( 0:00/00:00:00) 4 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) 5 2六歩(27) ( 0:00/00:00:00) 6 3二金(41) ( 0:00/00:00:00) * 振り飛車党の後手を挑発する手。▲7六歩△3四歩▲6八玉より、△8四歩を強く誘っている意味がある。進行は一例。 変化:2手 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) 3 7八玉(68) ( 0:00/00:00:00)+ 4 3二飛(82) ( 0:00/00:00:00) 5 4八銀(39) ( 0:00/00:00:00) 6 6二玉(51) ( 0:00/00:00:00) * 挑発に乗らず振り飛車にした一例。せっかく▲7六歩を突かなかったので、鳥刺しなどの作戦にしてみたい気はする。 変化:3手 3 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) * ▲7六歩△3四歩▲6八玉と同じ局面。 変化:1手 1 5八金(49) ( 0:00/00:00:00)+ *【初手▲5八金右・基本図】 2 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00)+ 3 7八金(69) ( 0:00/00:00:00)+ 4 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) 5 2六歩(27) ( 0:00/00:00:00) 6 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) * 一例。△8四歩に▲7六歩を突き、△8五歩▲7七角と上がれば、先手は矢倉に組める。ただ、初手に変な手を指した先手が3手目に▲7六歩と突くとはあまり思えないので、3手目は▲7八金としておいた。 変化:3手 3 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) 4 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) 5 7七角(88) ( 0:00/00:00:00) 変化:2手 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) 3 2六歩(27) ( 0:00/00:00:00)+ 4 3二飛(82) ( 0:00/00:00:00) 5 2五歩(26) ( 0:00/00:00:00) 6 3三角(22) ( 0:00/00:00:00) * 進行は一例。▲7六歩△3四歩▲5八金右同様、棒金がないので三間飛車にはしてみたくなる。 変化:3手 3 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) * ▲7六歩△3四歩▲5八金右と同じ局面。 変化:1手 1 7八飛(28) ( 0:00/00:00:00)+ *【初手▲7八飛・基本図】 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00)+ 3 4八玉(59) ( 0:00/00:00:00) 4 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00)+ 5 3八玉(48) ( 0:00/00:00:00) 6 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) * 初手▲7八飛戦法。以下▲7六歩と突き、△8六歩には▲同歩△同飛▲2二角成△同銀▲7七角の反撃がある。 * 通常の▲7六歩〜▲7五歩と比べ、玉が不安定な状態での急戦にならないが、石田流ではなくノーマル三間飛車を指さなくてはいけない場合もある。これの後手バージョンが2手目△3二飛戦法。 変化:4手 4 3五歩(34) ( 0:00/00:00:00) 5 2八銀(39) ( 0:00/00:00:00) 6 3二飛(82) ( 0:00/00:00:00) * 相振り飛車の一例。△3五歩に▲3八玉は、△3二飛と回られ、先に△3六歩▲同歩△同飛と王手で飛車先を交換されてしまう。 変化:2手 2 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00) 3 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) 4 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) * ▲7六歩△8四歩▲7八飛△8五歩と同じ局面。解説はそちらを参照。 * ▲7八飛戦法は△8四歩〜△8五歩と指されると5手目を▲7七角と上がるしかないと考えられてきたが、ここで▲7七飛と言う手が出現している。 5 7七角(88) ( 0:00/00:00:00)+ 6 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) 7 6六歩(67) ( 0:00/00:00:00)+ * ノーマル三間飛車。 変化:7手 7 7五歩(76) ( 0:00/00:00:00) * 新・鬼殺し。 変化:5手 5 7七飛(78) ( 0:00/00:00:00) 6 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) 7 7五歩(76) ( 0:00/00:00:00) * ▲7七飛戦法。解説は▲7六歩△8四歩▲7八飛△8五歩の項を参照。 8 中断 ( 0:00/00:00:00) まで7手で中断 変化:1手 1 6八銀(79) ( 0:00/00:00:00) *【初手▲6八銀・基本図】 * 初手▲6八銀は、2015年に棋書が出版され有名になった『嬉野流』の出だし。 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00)+ 3 7九角(88) ( 0:00/00:00:00) * △3四歩と突けば先手は▲7六歩を突けないが、しれっと▲7九角。初見では唖然とする。 4 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00)+ * 後手居飛車。 5 7八金(69) ( 0:00/00:00:00) 6 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) * 後手が8筋を伸ばして飛車先交換を目指してくる手には▲4八銀と上がっておき、△8六歩▲同歩△同飛に、8七ではなく▲8八歩と下で受ける。 * 速攻棒銀で8筋突破を目指す△8二飛▲2六歩△7二銀には、▲2五歩△3三角▲5六歩△8三銀▲5七銀左△7四銀▲6六銀△8五銀▲6五銀△8六銀に、▲7六銀と引いて8七に駒を足して受ける。 7 4八銀(39) ( 0:00/00:00:00) 8 8六歩(85) ( 0:00/00:00:00) 9 同 歩(87) ( 0:00/00:00:00) 10 同 飛(82) ( 0:00/00:00:00) 11 8八歩打 ( 0:00/00:00:00) 12 8二飛(86) ( 0:00/00:00:00) 13 2六歩(27) ( 0:00/00:00:00) 14 7二銀(71) ( 0:00/00:00:00) 15 2五歩(26) ( 0:00/00:00:00) 16 3三角(22) ( 0:00/00:00:00) 17 5六歩(57) ( 0:00/00:00:00) 18 8三銀(72) ( 0:00/00:00:00) 19 5七銀(68) ( 0:00/00:00:00) 20 7四銀(83) ( 0:00/00:00:00) 21 6六銀(57) ( 0:00/00:00:00) 22 8五銀(74) ( 0:00/00:00:00) 23 6五銀(66) ( 0:00/00:00:00) 24 8六銀(85) ( 0:00/00:00:00) 25 7六銀(65) ( 0:00/00:00:00) * 8七に利きを足して受ける。次に▲9六歩〜▲8七歩で棒銀を殺す順と、ここまでの手順中にこっそり▲7九角の利きが通っているので、▲2四歩の反撃筋も出来ていると言うわけ。 26 7四歩(73) ( 0:00/00:00:00)+ * 銀を追いに行く△7四歩。(ココセ) 27 4六角(79) ( 0:00/00:00:00) * 角を出て攻めを止められる。 28 中断 ( 0:00/00:00:00) まで27手で中断 変化:26手 26 2二銀(31) ( 0:00/00:00:00)+ * 2筋交換に備えると。 27 9六歩(97) ( 0:00/00:00:00) 28 3二金(41) ( 0:00/00:00:00) 29 8七歩(88) ( 0:00/00:00:00) * 銀を殺す。 変化:26手 26 9五銀(86) ( 0:00/00:00:00) * 引かないと銀を殺されるとは言え、引くようでは後手の棒銀は失敗だ。 変化:4手 4 3二飛(82) ( 0:00/00:00:00) * 後手振り飛車。 5 5六歩(57) ( 0:00/00:00:00) 6 6二玉(51) ( 0:00/00:00:00) * ここで△3五歩と伸ばしても、逆に目標にされてしまうので難しいところだ。 * 先手の攻め筋は、ほぼ鳥刺しに準じる。ただ、▲7八玉型から銀を出て角を引く鳥刺しと違って、嬉野流はまだ居玉。そのため玉の移動を省略し、居玉のままとにかくスピード重視で攻めかかる順も選べる。 7 2六歩(27) ( 0:00/00:00:00) 8 4二銀(31) ( 0:00/00:00:00) 9 2五歩(26) ( 0:00/00:00:00) 10 3三角(22) ( 0:00/00:00:00) 11 5七銀(68) ( 0:00/00:00:00) 12 4四歩(43) ( 0:00/00:00:00) 13 3六歩(37) ( 0:00/00:00:00) 14 7二玉(62) ( 0:00/00:00:00) 15 4八銀(39) ( 0:00/00:00:00) 16 4三銀(42) ( 0:00/00:00:00) * 一例。玉を移動するか、すぐ▲4六銀か。 17 中断 ( 0:00/00:00:00) まで16手で中断 変化:2手 2 8四歩(83) ( 0:00/00:00:00) * 実は、嬉野流の本に2手目△8四歩の出だしは書いていない。 * * ちなみに、ここで▲7六歩と突けば矢倉の出だしに合流する。 3 7九角(88) ( 0:00/00:00:00)+ 4 8五歩(84) ( 0:00/00:00:00) 5 7八金(69) ( 0:00/00:00:00) 6 7二銀(71) ( 0:00/00:00:00) * 2chの嬉野流研究スレによれば、2手目△8四歩からこの手順のように原始棒銀に来られると、何とか受かる順はあるものの、大変らしい。 7 中断 ( 0:00/00:00:00) まで6手で中断 変化:3手 3 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) * 矢倉の出だしに合流する。あとはこれでいいのか、あくまで変態戦法にこだわるのか。後は自分次第である。