#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS # ---- Kifu for Windows V7 V7.01 棋譜ファイル ---- 開始日時:2010/04/06 14:43:27 手合割:平手   先手:先手 後手:後手 手数----指手---------消費時間-- * ▲7六歩△3四歩▲6六歩△3三角の出だし。 1 7六歩(77) ( 0:00/00:00:00) 2 3四歩(33) ( 0:00/00:00:00) 3 6六歩(67) ( 0:00/00:00:00) 4 3三角(22) ( 0:00/00:00:00) *【▲7六歩△3四歩▲6六歩△3三角・基本図】 * △3三角は、後手が△2二飛の向かい飛車を狙う手である。 * * 1990年代後半から2000年代前半、相振り飛車においては三間飛車の採用数が減り、後手が向かい飛車に振る作戦が流行した。この△3三角は、後手が角道を止めずに向かい飛車に振れることが好まれて多く指された。 * * その時期は、「相振り飛車は出来るだけ遠くに飛車を振った方がいい(向かい飛車>三間飛車>四間飛車>中飛車)」とされたため、相向かい飛車が流行した。 *  この4手目△3三角は有力であったため、振り飛車模様だったはずの先手が飛車を振らずに居飛車穴熊を目指す実戦例も増加した。その対策が有力であること、そして最近は三間飛車が復権したこともあり、4手目△3三角の相振りは少なくなっている。 5 7八銀(79) ( 0:00/00:00:00)+ 6 2二飛(82) ( 0:00/00:00:00) * 後手向かい飛車。相振りのときに角道が開いているため作戦の幅が広い。 変化:5手 5 4八銀(39) ( 0:00/00:00:00) 6 2二飛(82) ( 0:00/00:00:00) * ▲4八銀は居飛車にも見えるが、この進行であれば▲3六歩〜▲3七銀として矢倉の銀を設置してから飛車を振る指し方も出てきている。もちろん居飛車のまま指すのもありで、先手はいろんな構想がある。 7 3六歩(37) ( 0:00/00:00:00) 8 2四歩(23) ( 0:00/00:00:00) 9 3七銀(48) ( 0:00/00:00:00) 10 2五歩(24) ( 0:00/00:00:00) 11 7八飛(28) ( 0:00/00:00:00) * 相振りの一例。