自然情報 1999年8月11日

ボーっと過ごしているうちに立秋が過ぎてしまい,トンボも乱舞する季節になりました。
奥志賀の夜は肌掛け布団だけでは寒い程です。 
昨日、奥志賀高原に虹がかかりました。たまたまデジカメを持っていたので撮影してみました。
下の写真ですが虹が写っているのが判るでしょうか?

奥志賀にある白樺苑路の白樺池では,タムラソウというアザミに似ている花が群生しています。
最盛期にはとても綺麗なのですが,残念ながらもうほとんど実になっていました。(8/9)
そこから別荘地を通ってホテル,ペンションのあるエリアまで帰っていく道には、ヤマハハコ,ヤナギラン,ソバナ,ヨツバヒヨドリ、ニガナ、タテヤマウツボグサなどが咲いていました。
ウグイス、コガラ、カケス、クロジなどの野鳥の声を聞く事ができました。
イワツバメはいまだにレストラン奥志賀やホテルの周辺に群れております。

奥志賀からカヤノ平へ向う途中の道路でヤマドリの雌がノコノコと歩いていました。
人間や車など慣れっこになってしっまたのでしょうか?
慣れっこになってしまったといえば、クマもそうなってきたらしいという話を聞きました。
ヒトの匂いなどへっちゃらになってしまい,昼間でもヒトの通りそうな所にうろうろする様になってきているようだとのことです。
ここ2〜3年の間に急速にそうなって来たそうで「クマのタヌキ化」と表現されていました。
だから,クマを見ても慌てずに「タヌキが通った」ぐらいの気持ちで落ち着いて対応する方がいいのではないか、とのことでした。しかし,人間の方がくまの出没に慣れてはいないので、心臓はドキドキして恐ろしくなってしまいそうです。

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