自然情報 2000年6月19日

 

奥志賀では、ほとんどの木々の葉が茂り、小鳥の姿を見つけるのが少し難しくなってきました。しかし、除雪の際に押されて貯まった雪がまだ残っている所もあります。昨年と比べていろいろな花の咲く時期も少し遅いように感じます。
6月16日に白樺苑路を途中まで歩きました。ズダヤクシュやマイズルソウ、ユキザサ、シロバナエンレイソウ、ノビネチドリ、ツリバナ、ウワミズザクラなどが咲いていました。白樺池のまわりではレンゲツツジが咲いているのかもしれません。
鳥は、シジュウカラ、センダイムシクイ、コルリ、キセキレイ、キビタキ、ウグイス、ハシボソガラス、イワツバメ、クロジなどの声がしていましたが、それよりもセミの声がよく聞こえていました。セミの姿を探すのですがなかなか見つかりません。
どなたかコツを教えてくださいませんか?

その遊歩道にかけてある巣箱に、シジュウカラが虫をくわえて出入りしていました。雛が孵っているのでしょうか。
奥志賀のバス停前の建物の屋根に、巣を作っているたくさんのイワツバメたちの雛も孵っているのでしょうか?

あるペンションの玄関の外壁に飾られていた、木の蔓でできたリースに、キセキレイの巣が作られていてびっくりしました。
「あれっ、リースの形が変わっている」と思って覗いたとたんに親鳥と目が合い、一瞬の間の後、親鳥は飛び立ってしまいました。
悪いと思いつつ覗き込むと、薄茶色の卵が5つありました。
キセキレイは、3年程前にも、ほかのペンションのあまり動かしていなかった車についている、予備のタイヤのカバーの中に巣を作ったことがあるのですが、もしかして同じ一族の仕業でしょうか(笑)
まあるい形が好きなのでしょうか・・・
巣立ちまで半月ぐらいだと思いますが、無事育ってくれるでしょうか?
リースごと他の人通りが少ないところへ移したほうが良いのでしょうか?
これもまた、アドバイスを頂けるとありがたいのですが・・・・


リースに作られたキセキレイの巣


キセキレイの卵

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