それでも私は「近頃の若者」

昭和時代にあって、平成でなくなったもの。
その１つに「近頃の若い者は．．．」という言葉があるように思う。
おそらく、この言葉を言っていた人々は、昭和初期、あるいは大正、明治生まれの親を持っていた人々と思われる。
「近頃の若い者」の親はどうか。おそらく、戦争を経験していない、また戦時中がちょうど幼少期であった世代、もっと考えれば、私を含め、高度成長期すら知らない世代である。
「厚底靴」「ヤマンバ」「ガングロ」は時代の象徴であるとしても、
近頃の若者、特に２０歳前後の言葉の乱れときたら目を覆うものがある。
親兄弟と「友達感覚」でつきあうのはいいが、言葉まで乱れては．．．。
警察すら堕落している現代では、こんな叫びも届かないのだろうが。

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