直線上に配置

 100元札1枚を持ってホテルを出た。さっきバスでホテルに来る時、ホテルの近所に2、3軒の中華料理店があったので、そのうちの1軒に入ろうと狙っていた。外に出ると同じツアー客数人とすれ違った。聞いてみるとやはり外で食べてきたらしい。考えることはみんな同じだった。「あそこの何々は美味しかった!」 「何々はいくらだった!」 などいくつかアドバイスをもらったが、たぶんみんな行ってないであろう、角を曲がって奥にある少し古びた店へ行ってみた。店の前では店員が客の呼び込みをやっている。オレが手でバツマークを作りながら近づいていき、「I Can't Speak Chinese, OK ?」 と聞くと、OK、OK!」 と言ってオレの手を引いて、店内へ連れていく。メニューを見ても中国漢字ばかり(当たり前)だが、何とか想像はつく。「小包子」 とあったのでそれを指さして指で1つと、そして、「Beer,One!」 と注文。オレは 「小包子」 を、TVでよく見る 「小龍包子」 と思っていた。(肉汁がタップリ入った、小さい肉まんのようなもの。) 小さい肉まんではあるが肉汁は入っていなかった。蒸篭に10個ものっていて、これを醤油と、ラー油と、スパイスの効いたタレにつけて食べるのだと、店員が教えてくれた。食べてみるとけっこう美味しい。これがたったの3元(約45円)だ。「ビールはまだかな?」 と思っていると、な〜んとワンタンが出てきてしまった。「Beer,One!」(ビール1本!)、と注文したつもりだったのだが・・・・。オレが怪訝な顔をしていると店員が心配そうに何か言ってきたが、中国語もわからないので 「OK、OK!」 と言って、隣の客が飲んでるビールを指差し改めてビールを注文した。ビールは燕京ビールといってアルコール度が11℃、値段はたったの2元(約30円)。もともとそんなに呑めないオレにとって、雰囲気を味わうには充分だった。ワンタンの方はスープが日本でいう関西風で、味がとても薄い。あんまり美味しいとは言えなかったが、これも3元(約45円)。会計は、小肉まん、ワンタン、ビール、〆て8元(約120円)だった。日本では考えられない値段だ。いろいろチョンボはあったが、思い出に残る外食になった。

   

           ホテルの近くにあった、この中華料理店で食事を!

   

        店内にあったメニュー!安いのが分かると思う!

   

      この店の女店員!           燕京ビール 2元(約30円)!

   

小肉まん!蒸篭に10個で3元(約45円)!    ワンタン 3元(約45円)!

ワンポイントレッスン

対不起(ドイブチー)   ごめんなさい

明白了(ミンバイラ)   わかりました

不明白(ブーミンバイ)  わかりません





トップ アイコントップページへもどる

直線上に配置