ニューヨークはよく、“人種のるつぼ”　と云われる。実際にニューヨークの街を歩いていて、それは感じた。アメリカ人はもちろん、ヨーロピアン、メキシカン、プエルトリカン、アジアン・・・・・はっきりとは分からないが、数日間の滞在だけでも、「アメリカ人じゃぁない！」　という程度は見分けることが出来た。日本で外国人が歩いていると、「あっ、外国人だ！」　というところがまだまだある。ニューヨークではそれが当たり前なのだ。それも多国籍で。日本人観光客はすぐに分かる。目と目が合うと、「あなたは日本人でしょう？」　という感じで視線を送ってきて、「日本人の方ですか？」　と声をかけてくる。そういうことが２、３度あった。オレもまねして声をかけようと思い、日本人らしき２人組に近づき声をかけた。「日本人の方ですか？」・・・・彼らは中国人だった。「胸に国旗と名札を付けて歩いてくれ！」　と思ったものだ。

 　ニューヨークの街並み　歩いていて本当に楽しかった。写真を見てもらって感じたと思うが、色使いが日本とは明らかに違う、とにかくオシャレだ。またニューヨークは教会が多いが、その教会も高層ビルの中に溶け込んでいる。ファッションもそうだ。スーツを着たビジネスマンが、スニーカーを履いて出勤していたりする。日本人が真似をしたら、まず似合わないだろう。こういう風に思うのは、日本人コンプレックスからなのか？