前回発覚した、リールのトラブル。

ABUは潮抜きの水洗いだけじゃダメなんだね・・。
お気に入りの一品だっただけにかなりショックだ。この日のために始めてのオーバーホールを試みるがパワハンを外した時点でワッシャーが砕け落ちた。(大汗)

その他、ドラッグの外観に数箇所の錆がある以外は問題なさそうだったが・・どーやらワッシャーからメインシャフトへと伝わって錆びついているのか、ハンドルが重いのだ。

この日のためのオペも完治するには至らなかった。




不思議だ・・。

今日も”晴天”の”凪ぎ”じゃないか。
なんだか不吉な予感が・・。
  
  つーか 次こそ三度目の正直か?
   こんな事が三度も続く訳が無い。
     きっと最終回にふさわしい結末が
      待っているに違いない・・。(汗)


潮、風ともに緩く、海はその気配を絶っているようだった。船の前後にアンカーを打って船を止めると、談笑の貝剥きタイムの始まりだ。




 船長が様子見に仕掛けを落としてみると意外にも魚信があるようで、舳先組は早々に戦闘開始を促される。

潮はほとんど流れてない感じだけど、水色はまずまずに思えた。気づけばナブラも湧き出し、鳥も現れ俄かに海のやる気が感じられ始めたのだけれど・・。


 オレも艫で仕掛けを下ろし、再び舳先に戻るとのんびりみんなの様子を伺いながら貝を剥いた。


左舳先から なんまるさん たけちゃん
そして右手には貝剥き修行中のももちゃん

あまりの暑さに
このあとキャンバスの屋根を張って
iglooから船長ご好意の
冷えた自家製スイカを♪

凪いだ海で汗をタラタラ頬張るスイカは
生まれて始めての感動でした






交代で艫の竿四本の様子を見る間に、オレは人の竿を借りては底モノの様子を伺った。

前回は少なかった餌捕りか?軽く、小さいあたりが頻発。とても針掛りするような感じじゃなかった。

退屈しない程度に時々魚信が出ては途絶えて、魚信の無いまま餌を捕られる事もしばしば・・。
本命の影が遠ざかるとともに暑さでヤル気も萎えてくる。


いきそうで いかない潮・・
”あと少し” と願いながらも
次第と潮が澄んでしまって

結局、艫に構えた四本は魚信を伝えることなく終了〜(汗)





 ももちゃんの超・ショートロッドでの電撃合わせに乗るも手にフィットしない竿とリールでバラシ!(汗)

しばらくすると前回とは全く異なる餌捕りの影が見え始めた。
比較的明確なアタリに期待を込めて”グッ”とこらえて待つ。ここぞと合わせてみると最初の引き込みこそ力強いが、巻き上げるにしたがいクルクルと身をくねらせながら素直に上がってくる「ウツボ!」

結局潮がたるみっぱなしの今日はウツボが”ヒィーバー”(汗)借りた竿で道糸から喰いちぎられたりして疫病神ぶり健在といった感じでしょうか。(ももちゃん、たけちゃん すまん)





 最後の時合いに期待しながら粘るも、船長判断によりお土産のマルイカへ。

前回もそうだったけど、何気なく浅場を探査しながら的確にヒットしてくる。
日中船の釣果と見比べても僅かな時間で数がまとまってるのに船長の自信が感じられたりもして・・。

今回はアタリ活発なわりに乗り悪く苦戦を強いられたけど、烏賊が上下に動くイメージが掴めたような・・。



さて、次回はいよいよファイナルです。
とにかく久しぶりの大きな魚信とやり取りを皆で見届けたいもんです。



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