週末の予報が悪いのは身に覚えがないなぁ。
条件が悪いのは慣れてるとはいえ、岸壁から見た海はどこか違うような気がした・・。




 前日の南風は夜中から北風に変わり、明るくなった港でも冷たい風は衰えない。

 大津沖は白波で”ポッチャポチャ”
舫を解いて防波堤を出ると、沖で小刻みな揺れに任せてスパンカを張る。そして、いつに無くアグレッシブな走りの18号船。
東風に煽られ左舷に大きな飛沫を浴び、高い操舵室の窓からも飛び込んでくる。
それでも観音崎をまわると表層と風が同調して凪いできた。




 久里浜ではクロダイも始まり、先発の船団も幾らかこじんまりしたかな、予報も悪かったからなおさらかも知れない。

久里浜沖60m、先週は船団から離れて流したけど、今日は船団の周りでゆっくりと旋回を繰り返す。

 一投目、潮よりも東よりの強い風で船が流れる。
小刻みに船を立て直しながら留まろうとするが、なにせデカイ船だけにそー簡単にはいかない。

 潮はいくらか淀んでる感じ、水は冷たげに見えるも17℃前後で問題なし。ここからの下げ潮がどんなもんか、岸壁に舫われていた船が膨らんだ海でせり上がっていた事を思い出してちょいと身震い。
案の定、潮は1時間もしないうちに行きだした。




 あの人の言ってた、「アジが邪魔して鯛が釣れない」って意味がわからない!(怒)
コツコツとまめに手返しを繰り返すんだけど、他船でも一向に状況はかわらない〜。

二週続けて大アジのお土産
んー オレが釣る鯛よりデカイだけになんとも微妙(汗)
このアジ腹にたっぷりのラードを蓄え
身は真っ白 どーなっとんじゃ


 風がやや緩くなって船も落ち着き始めると「あれれれ?」って竿先に変化が・・中アジですねぇ〜。上層の潮の流れで「あわわわわぁ」って感じで上がってくる。

んー とりあえず、雑魚やアジもやる気が出てきたか?
が、”ポチ〜ン・・ポチ〜ン・・・”と間をおいての喰いになんだか本気じゃないみたい。
バケツに入れたアジは一応に”コテッ”と横になっちゃうし・・水温つーよりも外気温が寒すぎるのか?(笑)


下げ潮が一旦とまったかと思えば、再び勢い良く流れだしたり、先々週に続いて不可解な下げ潮に悩まされた一日でやんした。

どっこの船もタモが立ったままで、まさかと思いきや・・。
久里浜の船団ホボ全滅、珍しく「顔見ず」なんてコメントが並んでたなー。つーことは昨日一日片手で足りるかぁ?(汗)



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