流行のアジ
なんだか久しぶりの単独釣行。 夏と言えば観音沖や猿島沖のアジと戯れてたのがここ数年のパタンだった。ところが・・今年はアジが上手に溜まって落ちてこないみたい。 てなわけで、船は猿島から大きく北へ舳先を向けた。 |
食味は猿島や観音沖の方が良いと思ってたけど、どっこい?今年は魚の回り方が違うのか、ここ中ノ瀬のアジもコマセでしっかり餌付けされ脂ののりもまんずまんず。 ま、釣れてナンボだしね。 魚信と間違えそうな竿の動き・・”およっ?” いつの間にか船の周りは一面クラゲだらけ。干潟がなくなり行き場を失ったクラゲが途切れることなく漂っている。落としたビシがクラゲにあたるのを感じられるほど・・上から下までビッシリと・・・。 |
「!」・・アンカーを打つ前に魚単に写ってたのはひょっとして・・。 |
早朝、滑走する飛沫に光る夜光虫が気になってたんだけど、赤潮も発生してやや濁り加減。 そんな状況へ敏感に反応するのか、アジの喰いは気まぐれだったよ。 早朝でポツンポツンと喰いだしたかと思うとインターバルが長くなり、思い出したように三点掛けがあったり・・。そんな喰いは長くは続かず後半は沈黙で20匹で沖上がり。 乗り継いだ午前船でもクラゲに閉口し、早朝よりも更に上手へと船をまわす。 ここで一投目から型を見るもポチンポチンで全員にアタるまでは行かない。釣況は早朝と変わらずって感じで、午前は21匹。早朝とほぼ同じ釣果で納竿となりました。 胃袋が小さいのか?喰いだしても短時間で反応がなくなるのが気になるところ。釣果が安定しない原因は? いつ降るかと思いながら降らずに終わり、干物が作れず楽しみ半減。 再度次回は干物でトライ! |
■おまけ■ 【下浦沖タチウオ釣況】 久里浜の船で一時好調かと思われたタチも 開幕当日は激渋(泣) 下浦沖に船団ができるも サバ餌には全く反応せず 船団で時々取り込まれるタチは 全てルアーに反応だって。 考えてみりゃ〜 そこらじゅうにシコがウジャウジャだし あまりお腹空いてないのかもね? ま、反応はあるんだし そのうち調子も上がってくるでしょうね。 【 強烈ファイター 】 昨年は居なかったタチウオの外道。 二本針に二枚掛かると そらもー 竿は折れそうだし ドラグぎちぎちでも巻けないんだそーな(汗) |
これが”おっぺたんこ” カツオという名からは想像しにくいよね(^^; ■シマガツオ■ 本来は150〜400mにかけて群れをなす。 春から夏にかけては浅場まで回遊し 烏賊や鰯を追い食欲旺盛で強烈な引きを味わえる。 ・・が食味はさほどではない。 釣った直後は鮮やかな銀白色の魚体も 死後は急激に黒褐色に変色。 おっぺたんことはその体形がぺったんこ であることに由来。 昔、三浦で大量に水揚げされ 何を思ったか、当時エチオピアと 友好関係が深まっていたことから ”エチオピア”と呼ばれるようになったのだとさ おしまい |
珍客の味をということで・・ 親方がさばいて 女将さんがフライにしてくれた。 しっかりとした白身は 鳥のササミに似てなかなか? |