旬のアジ
先週のなかじまさんに続いて今週はTETSUさんからメール。 |
「今週は何行くの〜?」って。 |
先週に続いて、最近道具をそろえ始めた相棒もやる気モード。(汗) |
「釣り物はなんでもいいよ」ってと二人からふられても・・。 正直、烏賊も三週続いたし、釣れるものならなんでも「可」って感じ。ほぼ惰性になっちゃってます。(笑) それでも剣崎と葉山のマルイカの釣果を睨みながら前日まで迷う。するとあろうことか、”猿アジ”爆釣の知らせ。 最後のジャッジをTETSUさんに委ねると、早朝〜午前のリレーで手馴れたアジ釣りに決定。久しぶりのホームグラウンドへ突撃です。 |
なかなかいい曲がりしてんじゃん |
”爆釣”翌日が定休日、時化も挟んで条件はイマイチだけど、50,60と数を釣りたいわけでもないし、好天の中、飽きない程度に遊べれば言う事無しでしょ。 なんでも「釣り情報」の取材で大塚プロが来たことも手伝ってか、今朝は早朝から大人気。あれよあれよとお客さんが押し寄せ、薄明るくなった港を出る頃には20名近いお客さんが乗っての大賑わいですわ。(驚) |
早朝船は地先の猿島沖から攻め始める。 明るくなっても船上に魚信が伝わることなく、潮っけもないので小一時間やったところで観音沖へと船を走らせる。無線でもぼやき節が聞こえる中、船団のいる中の瀬ではなくあえて観音沖へ・・ギャンブルじゃん。 前回常連さんに聞いた「観音沖はイソメ」の言葉を思い出し、先針だけイソメをつけると、まもなく三人ともそのイソメにポチンポチンとあたり始めた。 欲を出して二本目ないし全てをイソメに変えてみるけど群れが薄いのか多点掛けには及ばないんだなぁこれが。 潮がトロトロと艫へと流れるも、ポチンポチンで10尾を捕るのがやっとって感じで沖上がり寸前に再び釣れ始めるも無念のタイムアップ。 港に戻りながら干物の準備なんぞをしたりして、午前に望みを託すのわけであります。 |
サバに邪魔されながらもポツポツと本命を・・ |
岸壁に舫われた18号船も満載で二艘出しの大繁盛。 ほとんどのお客が早朝からリレーする中、数人の釣り人を下ろして16号船も再び河岸払い。 午前もやはり上手の中の瀬へは向かわずに観音沖へ舳先を向けます。 早朝船もそうだったけど、好調な中の瀬に船が集中してるためか観音沖の船はかなり少ないような感じ。これが凶と出るか、吉とでるか・・。 |
「 凶 」 なのだ。 |
投入するとサバの入れ食い。 剣崎沖のイサキを始めあちこちで素行の悪さを見せてるサバ軍団。ちぎっては投げちぎっては投げされても一向に姿を消さず果敢にアタックしてくる。(泣) そんだもんで、苦肉の策で「猿アジじゃないアジ」を釣りにポイントを移動。 こちらでも最初こそポツリ・ポツリとアジが顔を出すもシコとそれを追ってかサバが顔を出して・・・。 シコに食いついた外道のヒラメなども顔を出したけど、全般サバに泣かされた一日でしたとさ。 |
観音沖でポツリポツリの中アジも 脂ほどよく釣り味とともにグー♪ ■ 船上干物 (早朝〜午前リレー) ■ 早朝船で釣ったアジを沖上がり前にクーラーの氷水に入れて〆ておく。 (〆ないとさばき難いからね) 写真のバケツに汲んだ海水(10cm)ほどに対して 往年の水戸泉ヨロシク、手のひら山盛りの塩を放り込む。 〆たアジのうろこを取って開く。 開いたアジを用意した濃い海水につける事30分弱 (早朝の沖上がりと同時に漬ければ 午前船がポイントに着く頃干せば丁度かも) 身が反る手前ぐらいで引き上げて 海風にあてて乾かします。 干してる間にお刺身用のアジをのんびり釣ったりなんかして 午前船の沖上がり前に新聞紙に包んで持ち帰る。 (干した身が反ると焼く時に満遍なく火が通りにくいので 帰ったら軽く伸ばして冷蔵庫へ) からっとした日で風があれば曇りでもOKよ ロップと洗濯バサミを忘れずに それから、揺れる船上での包丁さばきにはくれぐれも御注意を |
観音アジは群れ薄くポツンポツン、型は”中の小”ながらも脂ほど良く、味はグー。 ”猿アジじゃないアジ”も”小・中・大”と混じるもサバの猛攻が・・それさえかわせればもう少し楽しめたかもね。こちらは言うまでもなくまいう〜。 いずれも水深は20m前後で”手ビシ”の季節もすぐそこ! 終始サバに好かれたTETSUさんも相棒もお土産程度にアジをゲット。 TETSUさんお疲れ様でした。またよろしくお願いしますよ〜。 |