また、烏賊だよん

 
鐙 摺
 
 源頼朝が三浦義澄に招かれて三崎へと出向く際に、鐙摺城があった旗立山が海に迫り険しく狭い道を通る際に馬の鐙(あぶみ)が岩に摺(す)れたことにちなんで命名されたらしい。
「あぶずり」か「あぶずる」か・・どっちが正しいのかは?。(汗)


雨もちらつく中
ガスったあぶずるを後にする





 さて今週は何釣るべと仕事の合間に考えていると・・。
相棒から「今週の予定は?」とケータイメール。
以前なら船釣り初心者の相棒はオマツリを嫌い「烏賊釣りなんて滅相もない」と言ってたのに、「浅場でお手軽だから試しに行ってみるべ、んまいぞ〜」っと誘ってみると、珍しく「雨でも行く」とまで飛びついてきた。(笑)
「硬い・硬い」と言いながらも、よほど新調した竿を自分の手で試してみたかったんだろうね。やっぱ使ってみないとわからないし。


んだば、お宿をどこにしようか考えていると・・。
今度はなかじまさんから「マルイカの必殺技教えてください」って。(汗) 必殺技だなんて・・おいらだって年に何度しか行かないのに。
どーせだったらと、一緒になかじまさんのホームグランド、あぶずりから出船することになったのでやんした。

万能シドニーでマルイカにトライ格好だけはさまになってきた?相棒
左舷四人でのんびりムード
左艫に相棒、おいらを挟んでなかじまさん(写真左)
雨まじりで空はどんより そしてマルちゃんのご機嫌は?



 港を出て10分ほど定置網らしきポイント付近で入念な探査を繰り返すも投入せず、更に江ノ島方面へ・・ここは平塚からアオリイカで来た時と同じ場所のような?
江ノ島界隈の船影を遠巻きに見ながらしばらく探査を繰り返します。


第一投目は入念な探査にも関わらず、あっけなく空振り。
そして操舵室の無線からは早くも「イカがいね〜」「ダメだぁ〜」とぼやき節・・。(汗)そんな状況だもんでちょっと間をあけての第二投、三投も空振りでいとも簡単に空振り三振。(どこかで聞いたような・・汗)

初回から三者連続三振といった様相でアタリすらなく空模様と同じく好調マルイカにも暗雲が・・。
前日も前半は悪かったらしく、何度か流しかえる間に舳先で顔を出し始めたころから再び気を取り直して丹念に誘いをくれてやる。ところが、何度流し変えてもおいらのスッテには一向に触りもしないんだよなぁ・・。




 最初の投入から1時間ほど、どーやら無線どおり今日は苦戦を強いられることは間違いないみたい。しかも西では風が吹き始めて早上がりの可能性もあるし、ちょっと気が焦り始めたところで船は葉山沖に舳先を向けました。

 森戸海岸沖から葉山御用邸付近で船が展開しているものの局所的に3艘、4艘と密集しているさまからするとやっぱ群れが小さいんだろうか?
さすがにあの船団に突っ込むわけにも行かないだろうしね。(汗)

船は再び入念な探査を繰り返す。
船団もバラけて広がり始めたところで、突然今日のクライマックスが訪れましたよ。船長はしきりに「良い反応だよ!」を連呼。(ちょっと黙ってろ!)
その流し三投で2・1・2と引っ掛けたところで、一気に10数艘の船がのっこんで再び烏賊の機嫌が悪くなっちゃって・・。

その後は10分探して投入するもすぐに

すいません、上げてください・・。

の繰り返し。(泣)

ツイツイ覗きこんじゃうバケツ(^^ゞ
食べるにはツ抜け出きれば充分でしょ




 前回の剣崎では明るい潮に対して茶系の濃い色が有効だったけど、今回の暗い潮では青系や緑に良い反応を見せた感じだったかなぁ。
小ぶりなイカのお触りには7cmじゃちょっと大きいかもね。それに浅くても下から上まで広く反応するからおいらは扱いやすさも考えて7本で通しました。
50cmほど底を切ってシェイク&長めのステイでしっかり乗っかってくれればって感じかなぁ・・って偉そうに言っても数釣ってないからね。(笑)



 さてさて、烏賊釣りが三回続いたところで気分を変えたいところですが・・。マゴチはもうちょい後にして・・アジは釣果がイマイチだし・・イサキはそろそろ味も落ちてきそうだし・・つーことで、釣果しだいだけど次回も烏賊行っときますか!って感じで(笑)

そして風が強くなり海は荒れ模様
以前手漕ぎボートでアオリイカを狙いに来た森戸海岸の磯場
今考えるとちょっと怖っ



おまけ

相棒の気まぐれ料理コーナーはこちら


TOPへ戻る