「マイペース・・」


 驚いたのが、観音手前までの水の濁り。
白みがかった冷たそうな緑色とか、暖かそうな濃い緑色とかっていうのとはまったく違ってたよ。
鉛色の空の色が海面に反射しながらもその茶色く濁った水の色からなんとなく釣果を垣間見れたような。




 ここんとこは下げ潮での喰いが活発。
湾奥からのフレッシュな水が肌に合うのかどうか、実釣データからも下げ潮に分がある?みたい。(^^;
はてさて前述の濁りがどのように影響したかは?

 今日は珍しく前日にわたせさんから「INA丸に行きますよ〜」と物好きな(^^;メールを貰って、おいらもアジから進路変更で真鯛に便乗することになったのであります。
こんな事は重なったりするもので、ちょろ松さんからも「夜メバルに遊びに行くから一緒に乗らない?」との誘い。
誘惑に弱いおいらは、GW最後だし、ダブルヘッダーを決め込んだのであります。



 わたせさんに連れの友利さんの三人で左艫から並んで竿を出す。いつもの久里浜沖に船影はなく、久里浜の船が剣崎方面へ向かっていくのが見える。先日の久里浜の爆釣はここではなく、金谷沖の方なんだろうか?

凪いだ海で船は長い間旋回を繰り返した後に、早い上潮に乗りながら流し始めた。


 操舵室の真下に居るおいらの耳には上から

がはははははははは」

って大きな笑い声と

「ん〜 魚は居ねぇ〜な〜 だはははは」

 携帯電話で話している声が聞こえてくる。
(船長同士の情報交換は無線ではなく携帯で行われるのが一般的で、本音を語る事が多いのだ。(-_-;))


 やっぱり?釣果は下げ潮に集中。
左艫の友利さんに手のひらと1kg弱の二枚。右胴にも1kg弱。そして右艫から二番手、初めて船釣りをやったという釣り人にこの日最大の2.2kgが上がった。
ここのところどーもこのパタンが多い。(^^;
初めて釣った」とか「滅多に釣れない」とか「初めて船に乗った」とか・・2.0kgオーバーを釣った人に共通する点はやはり殺気を絶っているということなのか?
またしても喰いダナは判らずじまいだったよ。

 結局おいらは真鯛と勘違いのサバ一本。トホホ(T.T)
久里浜の春は相性が悪いのか・・まだ真鯛顔見ずダヨ。


ぽかぽか陽気の沖上がり後
夜メバルまでテラスで昼寝(^^)




 前回の夜メバルの時にS藤名人に直伝されたジャンボキス攻略法を引っさげて挑んだ今期二度目の夜メバル。(裏本命ジャンボギス)


三本針のエダス40cm
50cmほどで下針は30cmほど

針はメバルの9号で可
(一番上は要らないかも)

根がかり覚悟この仕掛けを三つ用意して
ジャンボギスを狙ったのだ。


 まだ夕日の高いうちはメバルの反応は皆無で、深場を探るもノーピク状態。すかさず広い範囲を下針が這うようにたるませて探る。
ボチボチ陽が沈もうとするころにキスがかかった。
前回は一匹も釣れなかった「キス」。ジャンボじゃないけれどなんか妙に嬉しかったよ。
中乗り復活! よ〜く見るとキャビンでポーズとってるし(^^;
ご夫婦で湯涼みがてらビール片手に
釣る釣る(^^)

 明るいうちはキスやアジも混じってそれなりの道具と仕掛けを工夫すると五目も夢じゃない?
おいらは目が悪いからちょっとストレス溜まるけど、手返し重視で数を伸ばすもよし、一発勝負で狙いを絞るもよし。これから暑くなるにつれて海上で夕涼みもよし・・って感じかな。



 例の濁り・・。
あれがぬける近いうちに大喰いする?
さあ! どうする?


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