今回はTETSUさんからのお誘いでマダイ釣りの予定だったんだけど・・。

 船宿を訪れる客の半分は「イナダ」と言って受付を済ませる。(汗)宿の看板も「マダイ」・「イナダ」が並んでなんだか微妙な心境・・。
おまけに来る客、来る客みんなクーラーがデカイ。

そーとーやる気だ・・。(焦)




 今週も20名弱と盛況な船の左艫にTETSUさんと竿を並べる。
隣との間隔は一ヒロ程度。恐るべし「イナダ」人気。久里浜の青い船もお客満載で竿を並べてた・・あれだけ綺麗に並ぶとかえって窮屈さを感じさせないかも。(笑)

 水が澄んでいるのが気になったけど、ある程度コマセを撒くと船に魚がついたようでアチコチで捕り込まれ始めた。
半ば入れ食い状態で4本、5本と捕り込んだところでTETSUさんと二人「も〜たくさん」とダラけ始める。(笑)

喰いも疎らになってきたけど、一向にイナダを止める雰囲気がない。(汗)

 「ちょっと上げて〜 旋回してみるからね〜」

 およよ・・。(まだやるか〜)

船上は充分な土産確保で一息ついた感じだったけど、船長としてはもっと釣らせないと気が済まなかったんだろうね。(その意地をマダイで見せて欲しいところだけど。(汗))





航路脇ではこんな光景が間近に・・


イナダ釣ってて「ヒヤッ」っとした事

 青物は船の陰を見ると激しく抵抗します。
乗合船でオマツリを裂けるために強引にハリスを手繰ると突然激しく抵抗し、手にしたハリスが滑り指が切れることがあります。指サックや手袋をつけて、捕り込みの際は焦らず、両手を使って交互に手のひらにハリスを巻きつけるようにして手繰り寄せるようにすると良いと思います。



イナダ釣りの秘訣

 ・竿は50号負荷の短いもの。
 ・ハリス4号5m程度、一本針(タモ捕りせず抜き上げる。)
 ・餌捕りが多いのでインターバルは2分程度。
 ・指示棚からコマセを撒く。(底から3m程度。)

                    ・・ かな(汗)


                                         
こんなして食べてます

 腹身は翌日に刺身で食べたり、漬けにしてヅケ丼にしたり。
他にも竜田揚げや、アラと一緒に煮魚にしたり。
釣れ過ぎても漬けにして冷凍すると変色もあまり気にならないですよ。





 結局、この日のマダイの実釣時間は二時間弱。
TETSUさんはもちろん、オレも不満の残る一日。
下浦の定置網付近では上げ潮の淀みで潮動かず釣りにならない。
ちょいと深場でやっとこ顔を出し始めるも残り30分では不完全燃焼。

ま、「沖に出たら船長は神様」 だかんね・・。

 TETSUさんお疲れ様でした。
また仕切り直して、鯛一本勝負でお願いします。





 昨年、東京湾での自己記録(3kg)を捕ったのが12月7日。
まだまだ湾奥にもわんさかイナダが居るみたいだし。走水の港付近でも大きな鳥山と、久里浜界隈では今月一杯はイナダで賑わいそうです。イナダが過ぎ、落ち着いてマダイを狙えるまでは今しばらくの辛抱かな・・。

とはいえ、イナダも釣ってる本人を除いて意外なほど好評?
今週のは新群れか?腹身の脂がイマイチだったけど、お裾分けした御近所からは美味しかったと揚げたてコロッケを山盛りお返しに頂いたりして・・。


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