「またかよ!(サマーズ風)


 港に着くと風がビュービュー。(-_-;)

船宿からは「出るよー」と威勢の良い声が。

港前の海面は真っ白で”たっぷん・たっぷん♪”やってるだおー。
こりゃ、先週の二の舞か?・・・。
強い風をよそに次から次へと車から荷物を降ろす仕草が不可解だった。





 案の定、港を出てすぐの浅場では舳の船底が激しく海面に叩きつけられて大きく揺れた。
船べりに備えたコマセはひっくり返って吹き飛ぶは、バッテリーやクーラー等もゴロゴロ舞い踊る始末。まっ、これも御前の「凪」に比べれば・・・。

それでも観音崎沖を過ぎると幾らか海の表情も落ち着いてきたような。
船影少ない久里浜沖、水深55mで下げ潮とともに強い風に煽られながらの実釣開始となりました。

 今回は久しぶりにおっきな@デブさんと左艫から二人並んでの釣行。釣り座にはゆったり余裕があるものの、生憎の海況でのんびりといった雰囲気ではありませんでした。
そのおっきな@デブさんは開始早々、中アジに混じり小ぶりながらも本命の真鯛を引っこ抜いているではありませんか。”な゛、なんでぢゃぁ〜

 1流し2,3回しか投入できずに気を抜いてると、投入直後に”
あ゛げてぇ゛〜”っと移動を促される始末。良型のアジがポツポツ顔を出し本命もチラホラ、海の中は満更やる気が無い訳ではないようなので気持ちを切り替え俄然やる気モードへ。

 潮止まりに向け徐々に流しが長くなり始めたAM10:00。
キーパーに掛けた竿が大きくお辞儀、緩めておいたドラグからラインが気持ちよく滑りました。
船の揺れの合い間に力強く引き込む手応えは間違いなく真鯛でしょ?。

今期初の2枚 (1kgと0.6kg(^^;;;)

道具の良し悪しを人に語れるほどのキャリアはないけれど
一枚また一枚と、数を重ねる毎に何か言葉で表せない
心地よい感触が伝わって来た様な気がします。


 手応えからすると前回よりも小ぶりか?それでも時化た海からしっかりとした力強さが伝わってきます。ハリス3号8m、KINRYU真鯛(銀7号)で無事タモに収まったのは37cm1kgの”♀”。”真鯛バブル地帯”の御前崎で喰らった「ぼうず」から、ここ久里浜で早くも再起する事ができ一安心ですわ。スパイラルは恐ろしいですからね〜。

 ここ数回で真鯛の顔を拝めているのは釣り座と潮まわりに依存している事が大きいにしても下からの棚とりでコマセのイメージが以前よりもいい按配になってきているのかも知れない。
たまたまと言われればそれまでだけれど、二枚目は久しぶりにコマセに突っ込んで来た感じでキーパに置いてすぐにアタリが出た。
ま、本を正すとまだまだ潮の流れの緩い時合いでしか棚が上手く合わせられないという事なんだろうけどね。

 ともあれ、”いなの丸”連続サイズアップ記録は途絶えたものの今季初の2枚で順調に顔を見れていることに大満足な訳でございます。

おっきな@デブさん with Aiプラス
その竿の先には・・詳しくは写真をクリック



TOPへ戻る