前日の強い南西風は久しぶりに波長のなが〜い大きなウネリをもたらしておりましたが、一回目の手術によりヒール強化と艫を広く化粧直しした船はかなり安定しとったでござる。
北風が吹きつけざわめいた海を進む事しばし、右舷4砲、左舷5砲を装備した我々の船はAM8:00に久里浜沖へ到着。久里浜沖50mから探査を始め徐々に金谷方面へと展開して行きました。
微速になるのは群れを捉えた証か?
軽いバックギヤと同時にいざ”打ち方”の合図。
一斉にカラフルなツノが勢いよく解き放たれ絨毯爆撃の開始でござる。
中には錘にあたったイカもいるのではなかろうか・・・。
先週同様、出だしはかなり渋い状態で早々にムギの期待を裏切られ肩を落としながらも上げ下げを繰り返していると、ようやくマルイカのアタリが出るも墨だけ”シッカケ”られてチョー悔しいでござるよ。
落とし込みではうんともすんとも言わず・・。”ふわぁ〜”っと優しくそしてゆっくりとした誘いにも反応せず群れが薄く?苦戦しとりましたです。
やがて腕もだるくなってくると、ちょっと重いだけの手応えが気になり慎重かつゆっくりとき上げてくると、毎日見ている自分の”Jr”ほどのマルちゃんが・・・およよ。
ご想像にお任せしますが、このサイズではちょっとキープするのも気が引けるといった感じでしたが、これが最後になるやも知れず、唇かみ締め目をつぶりながらバケツに入って頂きました・・・とほほ。
他船も広く長い探査を続けているのを見ると時化後の群れはバラケて小さい群れを捉えるのに苦労している様子。
やがて、ちらほらとムギイカが混じり始めるも自分には乗らずにサイズアップのマルイカを手にしたのは開始後2時間ほどが過ぎた頃でしたでしょうか。
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