念願の竿卸し・・やはり長さが・・・
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右舳になかじまさん、艫にたけちゃん、そして左舳に掟破りの会長、艫においらと四人を乗せた祐正丸は凪いだ海から戻るように静かに流れた。
ポイントを移すも本命からの反応は薄い。
やはり、今年はつれなく幕を閉じてしまうのか・・。
おいらの横に遊びに来たたけちゃん曰く
「穂先見つめてると殺気が伝わって釣れないよ・・」
っと、言いながら おいらの竿先を見つめてる。(;¬_¬)
そんな、まったりとした雰囲気の中でも、やっぱり釣る人は釣るのだ。
右舳のなかじまさんがしっかり1kgクラスをゲット!
魚は少し白っちゃけて活性が低いと思われたけど、船長曰く砂底に居着く鯛は白っぽいのだそうだ。
時合? 雰囲気が盛り上がるが、そうは甘くなかった。
無線によるとあちこちで刻々と水温は低下しているらしい・・恐るべし、駿河湾。
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その後も、なかじまさんやたけちゃんにアタリがあるも惜しくもバラシ。
なんとかなかじまさんがハナダイを一枚追釣し終盤へ。
船長からの指示はハリスを10m→12mに伸ばして−4mで底を這わせるのだとか。そこでたけちゃんがゲットしたのが上の写真。
「寝がかりかぁ?」
「げげっ・黄色い!」
と言いながら上がってきた魚はハタ・・でも美味しそうだし、釣った本人もまんざらじゃない顔してるよね。
ここから最後の賭け!。
他船からの無線でポイントを移したところでは、青物とやり取りする姿が。
船長もこの日二度目の良い反応にマメな手返しするように促す。
舳で終始船酔いに悩まされた会長も最後の気力を振り絞ったんだけど・・。
結局、時間が足りなかったか・・たけちゃんが二本かけて一本取り込むに終わっちゃったよ。
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陸に上がってから船長は言ってたよ。
おいら達が始めてお世話になった一昨年は良過ぎたってね・・。
でも、今年が悪過ぎたのも事実。御前崎にはまだ秘めた爆発力がある。
また来年への夢を抱いて2002年最後の御前崎遠征は幕を閉じたのでありました。 |