遠慮すんなよ!
 

 唸る風の音で目が覚め、出掛けるのを躊躇したけど・・。
海上保安庁のテレフォンサービスにTELしてみると、観音沖は風5mって事だからとりあえず出陣!港に着いてみるとすでに風は10mに・・。横横を走っている時は感じなかったけれども陽が上ると徐々に風が強くなってるみたい。

前回、前々回と二回連続で溢れた真鯛船もこの風で客足鈍ったか?今日は四隅での出船、すかさず紅白・二本の竿を持って乗り込んだよ。



 港を出てすぐこそ船は大きく揺れたけど、10分もして観音崎を過ぎる頃には波も緩くなり、綺麗な富士山を眺めながら下浦沖を目指した。

 久しぶりのコマセ鯛をゆったりとした雰囲気で楽しみ始める。
タナは、潮が効いてないようなのでハリス分から徐々に上げてみた。時折、エサ取りの反応があるも本命からの魚信は無い。

 近くには松輪の「○義丸」と、他数艘が流し、時々上手のイナダ船団との間を行き来しているところを見るとあまり按配は良くなさそうだ。



だ・だ・誰か・・・仇を・・・・・(-_-;) 
 

今日のポイントはこちら


 ハリス分で写真のトラギスがなんの魚信も無く上がってきた・・。
なんでも2kg位のヒラメが船べりまで上がってきたこともあるんであながち狙って捕れない事は無いのかも知れないね。

んでもって、タナを+1.5mぐらいまで上げたところで、左艫の常連さんの竿が気持ちよさそうにお辞儀をしてるじゃないの。冷静にやり取りしながらも鋭い突込みを見せるのは間違いなく本命。下げ止まりまで俄然やる気が出てきたんだけど。これがこの日一番の見せ場になろうとはね・・とほほ。



 下げ潮の淀みで早々に一枚顔を出したから、少し期待したんだけどねぇ。
潮止まりでこのポイントを後にして上手の30mダチへとゆっくり移動します。そこには”瀬○丸”、”B面丸”、”○銀丸”といった松輪の船がちらほら。そこには”黄色い船”に乗ったわたせさんの姿も うひひ。
でも・・なんだかまったりとした雰囲気で嫌な予感。
すかさず、わたせさんにTELしてみると、朝から同じポイントで真鯛・1、イナダ・8とボチボチ楽しんでいるらしいではないの。
左舳の”白い”竿 by Aiプラス

 すっかり真鯛に嫌われた感のある今年の釣行。考えてみれば、この秋も二回目だもんね・・。

ま、昨年が良過ぎただけで、本来こんなもんなんだろうね。
左胴の”赤い”竿 
 
 
 二、三年前までの久里浜沖90mは良かったよぉ〜・・って。でも、最近は深場の真鯛も型が小さくなったってさ。

90mと言えば冬場の真鯛の「コタツ」なわけで・・。静養に来る真鯛を狙わなかったからなのかなぁ?

 結局この日は、イナダ一本だけ・・とほほ。イナダというよりワカシにコマセ詰めたような・・。(^^;;;

ん〜 やっぱり「真鯛」を釣りテェ



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