時化後の烏賊は? 


 初釣りに続いて今週も西風による時化明けとなってしまいました。(-_-;)
時化で群れは固まってくれてるのでしょうか?前回は上げ潮の淀みで乗りの良かった久里浜沖、今回は対照的な下げ潮の淀みですがはてさて?どうなりますことやら・・・。
期待と不安を胸に抱きながらほぼ定刻のAM5:45に船宿に到着。

 右舷舳に釣り座を構えると右舷、左舷ともに4名で定刻AM7:30に河岸払い。15分ほどで久里浜沖に到着するとアジ船団をやり過ごして真鯛船団手前から灘に向かって進路をとり水深70mほどのところから流し始めます。
近くに2艘の船が流してますが状況よろしくないようで操舵室からダメダメと合図が見えちゃったりなんかして・・・(^^;;;。その後、何度か流し換えどれほど沈黙の時間が過ぎたでしょうか、右舷胴から艫にかけて本命のヤリイカそしてスルメが顔を出しましたがこれは単発・・・。
時化で群れはばらけてしまったのでしょうか?。舳側ではアタリさえなく常連さんともども幸先の悪いスタートに不安がよぎります。
その後、じわじわと真鯛船団の方へ船をまわして水深80mほどを流し始めた頃でしょうか・・・。

第16いなの丸
烏賊はこちらのお船でお世話になってます(^^;;;


 例の如くすぐそばに兄弟舟の第18いなの丸を見やりながらの第一投。
落とし込みで「ズシッ!」っときましたよ〜。
着底後、泥底にめり込んだ120号の錘を引き抜く時の感触とは異なり錘が抜けた後も煽る竿にしっかりとした重量感が伝わってきます。ようやく本日の初乗りっす!。ずっしりとした重量感はパラソル級の多点掛け?。ところが電動をオンにして20mほど巻き上げたところで「スポッ」って外れた感触が(^^;;;さぶぅ〜っ。

それでもまだ残る手応え・・・海面から15mほどのところで再び暴れ始めた時の感触ではまだ2ハイは乗ってるかも?って感じでした。慎重に取り込もうとした時、目に飛び込んできたのはツノに微かに掛かった細く短い一本の足。

その時でした!
   
あ゛゛〜っ・・・

 心の中の叫びとすぐそばから聞こえる大きな声・・・第18いなの丸にて真鯛に興じていたおっきな@デブさんがこちらを見て思わず叫んだようで・・・(^^;;;
それもそのはず50cmほどのパラソルの細い足がツノから滑り落ちてしまったのです。
なんとかその下の中型のヤリイカは無事取り込むことが出来たのですが夏場のマルイカ以来心臓に悪い光景でした。

 
前回よりひとまわり小ぶりかな?
 そんなこんなで真鯛船近くの流しで更に1パイを追加するも盛り上がりはこの一瞬。どうもコマセ真鯛のコマセに群がる魚を追いかけて足が速いのか?真鯛船でアジが釣れてる頃合いがピークでその後同じような場所を流し変えますが潮も下げ止まりさっぱりといった感じした。



 



 そんなこんなで消化不良気味のおいらは憂さを晴らすべく午後船のアジへリレーしたのであります。横須賀・猿島沖の”猿アジ”。型は小ぶりで夏が旬なれど今時も脂ノリノリで”んまい!”んですわ。
午前イカから午後アジは乗り換え無しの同じ船。午前の右舳から左艫に釣り座を移して陸に上がって出前のラーメンをかきこみしばし息を入れると定刻のPM1:00には15名ほどを乗せて河岸払い。夏の20〜30mなら手ビシで楽しむところですが今回はのぶ船長の竿を借りて楽しませてもらう事にしました。


ポカポカ陽気に誘われて?型はともかく数釣りで楽しめました。(^^)

 それこそ最初はタナが低すぎて子メバルに遊ばれますが、タナを2mほど上げてやると幅広の上物とは言わないまでもマアジが飽きない程に喰ってきてくれました。型は3匹に1匹位の割合で24cm程のたたきサイズがあがります。おいらの家では小ぶりなのは南蛮漬けにしてしまうので釣れたのは全てクーラーへしまいこんで結局40弱ほどで早々に竿をしまってしまいました。
 
 刺身を取った残りの中骨には塩をして焼くだけでも多少の骨はパリパリ食べることが出来てこれがまた”グー”なわけですよ。刺身の方はおろし生姜に刻んだネギと醤油に浸したものをあったかご飯にぶっ掛けてかき込むもよし。あっさりしてるからいくらでもいけちゃうしー。

 そんなこんなでPM4:20沖あがり。連休初日は天候にも恵まれとりあえず一日で二度美味しいリレー釣りを楽しむ事が出来ました。

 


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