出だし好調 いい感じ?!


 今年も新年早々南西風の影響で出鼻をくじかれた釣り人も多いようですが・・・。

 誰が言ったか「・・諦めが肝心!」な訳でありまして5日に予定していた初釣りは天気図や気象関係のwebサイトを一時間ほど眺めながら天気図の縦縞模様とコタツの温もりに負けて断念しました。(だははは)

翌6日も諦めかけてたのですが携帯から響く「明日行ってきますわ」の声に反応しすぐさま天候を確認すると、眉間に寄ったしわの様な縦縞が僅かに広がりつつある天気図はまさにお天道様のご機嫌回復の証では?・・・。
 午前便、初釣りヤリイカに出かける事に決めたのは5日のPM9:00の事でした。

 結局のところ・・・ 諦められなかったという事になるんでしょうか?

 前泊のおっきな@デブさんは右舳へ、おいらはイカ船独特のバックギヤによる排ガスを気にしながらも無難な右艫に釣り座を確保してAM7:30に右舷4名、左舷3名で河岸払い。
ノブ船長が舵を握る第16いなの丸は若干ウネリの残る海を快走する事15分でポイントの久里浜沖へ到着。
真鯛船の外道でパラソル級のヤリイカが混じる事で復活したヤリイカ船。洲ノ崎、剣崎に比べると港からも近く、なんと言っても90mという水深と半日船というお手軽さがおいらにとっては魅力的な訳ですよ。(午後船・猿アジへのリレーも可能になるしね。うひひひ)


第18いなの丸
いつも乗ってる船を眺めるのも不思議な感じです(^^;;;

 操船は一般的な群れを追い掛け回すというよりはポイントを流しかえる?といった感じでしょうかスパンカを張って少々探査をした後・・・緊張の第一投。のっけから左舷を中心に反応があったようでポツリポツリではありますが胴長40cmオーバーのヤリイカが取り込まれて早々に顔が見れ幸先の良いスタートを切りました。

 すぐそばに兄弟舟で真鯛を狙う第18いなの丸を見やりながら、常連さんに身振り手振りで按配を伝えたりとのんびりした雰囲気でした。その脇でおいらも3バイ目のパラソルを引っ掛けるとだんだん棚も皆に伝わり、模様も良くなってきたようで流し変えの間隔が短くなりいよいよイカ船らしくなってきたんですわ。

 船長も”初釣り・ヤリイカ船復活”のプレッシャーから解き放たれ”イケイケ!ドンドン!!”ではじけちゃってましたよ。後半の流しでは魚探に明確な反応もあったようで3〜6点掛けなんて流しもあり終わってみれば船中3〜12ハイで日中船が洲ノ崎まで行ってやっとこさ”ツ抜け”を果たすような状況下でオマツリ頻発しながらも皆さん根気よく頑張ったのではないでしょうか。
パラソルはじめてでっす(^^;
さすがに型が良いと手応えもちがいますね・・・

 今回の自作のヤリイカ仕掛けは間を一ヒロもとったら扱いにくい事おびただしく、久しぶりのツノさばきとヨコタに煽られた事も手伝って手前マツリ頻発、イカ取り込みの毎にやってしまいましたよ、情けない・・・。
結局全て解けたので仕掛けのロストはゼロでしたが半日船の手前マツリは致命的ですな。まさに経験に勝るもの無しといった感じです。

 さて、釣況の方はと言うとおいらの場合はほぼ落とし込みで乗りましたねぇ。後半はスルメも混じるので結構上の棚からサミングしながら落としたりして、群れもそれほど濃くなさそうなので乗りの良い群れで特に手返しが重要かと思われます。
定石である”高速巻き上げ&再降下”を多用しながらなんとか乗せようとしますが後半はアタリがあるもヤリイカ用の軟っこいツノが祟ったか乗り悪くバラシも目立ちましたね。
結局のところ2点掛け2回でパラソル3本、ヤリンボ2本、スルメ1と納得の行く釣果を上げる事が出来ました。

 次回はも少し幹糸の間を詰めて5〜7本仕掛けを3組ぐらい用意しとかないと危ないかな?今回は初のパラソル級で興奮しちゃって当たりツノの色をしっかり確認出来ずにツノを交換できなかったのも次への課題ですかね。お恥ずかしい。

 


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