二匹目のどじょう・・・

Daiwa HXマゴチ210 平日の会社帰りに購入した「マゴチ竿」その竿が心地よく孤を描く事を想像していたのに。(-_-)

 水曜日から強い南西風が吹き続き、何処の港も出船できない日が2日ほど続いた。まずは風が収まらない事には。

マゴチ初心者なもんで、この風がどの程度影響するのか判らなかったのもあるのだけれど、少なからず悪いほうに影響する事は判っていても船が出るのであれば、例え僅かであっても可能性にかけてみたくなるのが釣り人の悲しい性。

 聞けば、ここ金沢八景・弁天屋のマゴチでは吹き続いた南西風の影響で水が澄み過ぎ、水温が下がって前日の釣果も「全員丸坊主」だったそうだ。

 恐るべし「ぼうず・スパイラル」誰が言い始めたか、ここのところほんとに良い釣りしてないんだよねぇ。 前回、型と数を揃えた相棒も竿を新調しての再挑戦となったのだが・・・。
これが弁天屋のマゴチ船
 風は収まったものの底荒れと水の濁りを心配していたんだけど、予想に反して水は澄んでいて生きエビの籠を拾う時に船長曰く「やっぱ水も冷てぇなぁ」。地上ではうだるほどの暑さが続いていると言うのになんとも皮肉なものだ。

 他の船が岸よりを流そうとする中、船長は前回より大きく横浜よりの水深12m程度の深場から攻め始めた。前回は開始早々、あちこちでアタリがあったものの今日は同じ釣りとは思えないほど全く違った。開始後1時間が過ぎた頃に左艫で小型が1本上がるも単発。
居ても喰わないのか、居ないのか・・・その真実が判らないまま時は過ぎ、船中では外道として30cmほどのショウサイフグと大きな貝殻にエビ餌を引き込んだマダコを同じ人が釣った以外、12人の竿は曲がることがなかった。

 諦めモードが漂い始めあちこちで弁当をつまんだりビールを煽ったりしている光景を見ていた時に今度は右胴で大きく合わせた竿が気持ちよくしなって、上がって来たのは50cm近い良型。俄然やる気をそそるも全般に低調な中そうそうアタリがあるわけでもなかった。
集中力が途切れ始め棚取りに気を抜いた時であった・・・ 
!重りが底を叩くのとは明らかに違い、生命感を伝える反応だった。 すぐに穂先を下げて喰いこみを待つとすぐに強引な引き込みが、ここで少し躊躇して竿をあおった!! 乗った?かなぁ?? まさにそんな感じで重量感のあるやりとりで5mほど巻いたところで・・・・ 「ぷすっ」っと軽くなってしまった・・残念。(-_-;)
激渋!
 終盤、微かに下げ潮が動き始めたころに、前回も同じつり座で竿を構えていた常連らしき方が40cmクラスを2本あげて結局、船中14人でマゴチを手にした人は3人で2、2、1本の船中5本と激渋の結果となってしまったのでした。
相棒はアタリすらない釣りじゃあ眠くなっちゃうよなぁと・・・。

 来週の3連休は1泊2日で沖の瀬・真鯛と大津沖のアジ・夜メバルに出る予定。沖の瀬の海で何かを期待したい・・・まぁ、何も無くても同行者が居るし、楽しみだ!



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