梅雨時とは言え・・・(-_-;)

 前日から梅雨前線が活発化して、ひまわり画像にはいつになくはっきりと真っ白の雲が写っていた。剣崎沖の潮色と波風から急遽予定を変更して葉山マリーナに隣接する葉山あぶずる港愛正丸からのムギイカ釣りへと変更しての月例OLM。ちょろ松さんなんまるさんおっきな@さんとおいらの4名で出かけたのでありました。
よっ!船長
 初めての港という事もあり若干早く家を出てみたものの目印にしていたトンネル出て右手のケンタッキーがコンビニ(ampm)に変わっていたため道に迷って鎌倉方面まで行過ぎたところで引き返す。(もっと早く気づけよってぇ?)AM4:00前に港前の路上で見覚えのある赤い車を発見。意外なまでにこじんまりとした港の雰囲気でAM5:00になると港前船宿長屋も準備が進み長屋の脇にある駐車場へのゲートが開いて船着場まで車で入ることに。

お二人さん、今日は忘れ物ないから余裕ですね

 絶対に天候のせいだと言い切れるくらい港には人影もまばらで我々の乗る船は他にお客さんは来ずに4人で貸し切り状態。他の船も出船しないほうが多そうだ。港での準備中には幸いにも雨は小ぶりでのんびりした雰囲気だったのだが・・・。

 イカは今回で5回目位だと思うが、今までは片手で足りるほどしか釣った事が無いので辛い釣りと言った印象しかないのだ。イカ専用のカラフルなプラスチックの棒の先に針が付いたプラズノを5〜10本ほどつけて120号の重りで放り投げる。釣れても釣れなくてもこれを如何に上手くさばけるかで釣果が左右するのだ。船が揺れようが風で糸がなびこうがまごまごして糸を絡ませていたりしたらお話にならないのだ。イカの群れは小魚などについて移動を繰り返しそれを魚探で探しながら船を回す。水深約100m。重りを投入してからイカの居る水深に到達するまでにもイカはじっと待っていてくれないんだよね。そのためイカ釣りの船は群れを追いかけて走っている時間のほうが長い。「ブロロロ・・」船のスピードが落ちたかと思うと魚探に写るイカの反応とともにバックギヤに入り「ガァァ〜はいやってぇ!棚は80m〜110m水深は125mと船長からの指示。
 
 一投目は空振りだったものの、その後4連続で1パイずつではあるがやや大きめのスルメに近いサイズがついてきた。これは間違いなく記録更新になるだろう。なんまるさんから教わったツノの取り回しにも慣れてきたし、ピンクのツノが功を奏したか?早々に5杯を上げてポツポツながらマイペースで数を重ねて行った。前半は90m前後で鋭く2回ほど竿をしゃくる誘いに反応する事が多かったのだが、いまいち棚が良くわからず100〜80mの範囲を探り効率が悪かったかな。比較的船の流しの間隔が長いのも手伝っていくらかマイペースで落ち着いた釣りが出来た。
  
大漁!

 後半は流しの間隔も短く、落とし込み中にイカが乗る事が多くなり、重りが落ちないという初めての体験で3点がけも2度ほど味わえた。飽きずに最後までポツポツ釣れ続いたので雨風が強いのも苦にならず?楽しい釣りが出来ました。終ってみれば後半はムギイカ主体で全体通してスルメ:ムギは7:3といったところで28パイ獲って自分としては出来すぎでしょう。 

 雨も止んだ帰りの海上で回りに目をやると江ノ島が・・・ こうやって沖から江ノ島を見るのは初めてのような気がする。江ノ島って結構きりたった高い島だったんだなぁ。今度は天気の良い時に沖干しにチャレンジしたい。ツノの扱いも苦にならなくなったし、上手くツノからイカを外せるようにもなったし(おいらイカとタコは駄目だったのよねぇ)思ったより収穫は多くイカ釣りにはまりそうな一日だった。
イカ刺し
 外道として水深50m付近でイカツノをくわえた丸アジが何回か姿を現したが取り込めたのは2匹。ツノを丸呑みしたサバ2本も止む無く持って帰ってアジとイカと刺身にゲソの塩茹で、〆サバにイカ飯、イカのパスタも飛び出し3日連荘イカづくし・・・ほんと柔らかくて季節限定ってとこなんでしょうかねぇ。ムギイカの季節は6月一杯らしいから、もう一回ぐらい天気の良い日に行きたいかな。 
イカ飯 



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