あ゛〜 さぶーっ

 二週連続、時化でお流れになるとは・・・。

12/15は久しぶりに職場のメンバーと宇佐美で「ヒラメ・アオリイカ」の仕立てに夜は温泉に浸かってのんびりするはずだったのに・・・。予報では快晴にも関わらず西風強し。それでも僅かな望みを託して港まで行ってみるもあえなく出船中止。すると温泉に浸かる事も無く、とんぼ返りする羽目に。(-_-;)AM2:00に出発してAM7:00に帰宅したのが先週の話。

 翌週の12/22はネットで知り合ったメンバーと再度宇佐美で「ヒラメ・アオリイカ」の仕立て。前の週に様子をみて今週が本番のはずが気圧配置が中止になった先週と全く同じ。予報では強風波浪注意報とな?。PM7:00の天気予報で船長から2週連続で現地まで来て貰って中止ってのもなんだから風も強そうだし中止にしましょうと良心的な連絡。
すぅ〜っ」と肩の力とやる気が同時に抜けていくのがわかった。東京湾の波は2mほどだが「北風びゅーびゅー」と言ったアナウンサーの言葉にすっかりはめられた?

 こうして3連休初日に悶々としながら掃除、洗濯、年賀状と緻密なスケジュールをこなしているとおっきな@さんから携帯へメールが・・・。

「釣り座確保済み、吉野家で待つ(^^;;」

 夕刻やっとの思いで年賀状の作成を終わらせて船宿情報をチェックすると一部の船宿では早上がりがあったものの東京で昼前に”びゅ〜びゅ〜”吹いていた風の影響はあまり無かった様子?。

富士山はいくら船で走っても大きかった・・・
朝焼け後のMt.富士は綺麗だったけど・・・
これなら海の中もある程度落ち着いているのかな?と思い「いなの丸」へ向かうことを決意したのがPM10:00。ここのところ週末になると滅茶苦茶渋くなる久里浜沖へ行くには心の準備が必要なわけでありますよ。
 昨年はとにかくがむしゃらに釣りに行ったけど、いろんな釣りを経験した事と釣れる時と釣れない時の自分なりの推測と解釈で足取りが重くなるようになったのも否めないんだけどね。

 AM5:30に港に舫われた船に釣り座を取りに行くとなんと左舷には一人もお客がいない様子。昨年から通い始めてこんな事は初めてだった。昨日の予報とクリスマス連休、はたまた不景気の影響か?
今日は前半上げ潮だからどちらかと言えば舳有利なんだけどたまには足場のよい艫でゆっくりやるのも悪くはないかと左の艫に釣り座を抑えて宿へ向かう。

 気候もさることながらここのところの釣果も手伝ってか右舷6名左舷4名の10名でゆとりのある河岸払いとなりました。前日の釣果も芳しくなかったようですが、唯一女性が上げたというワラサに興味を引かれながら最初はハリス4号、6mをセットしました。
ポイントの久里浜沖60mにはすでに久里浜界隈の船団が形成されておりその外側へ船をつけて実釣開始となりましたが・・・。 あららら? 船のバッテリーが通電されていないのか電動リールの液晶に火が灯らないっす。艘船室へ行って親方に聞くと、今入れたところだって・・・。
が〜ん・・・なんか接触不良みたいなんでっす。船側の電源か?ケーブルか?それともリール本体か?コネクタを付けたり外したりすると、どうも接触不良のような感じ。先週ラインを巻き変えたときにコネクタ部に塗ったワセリンをチョビットずつ拭き取ったりと・・・どれほどの時間が経ったか、接触不良が嘘のように直ってしまいました。これは何かの前触れだったのだろうか?。

 忘年会で常連さんにいろいろな話を聞いて自分なり解釈した事を実践しようと思っていたのに。「ワ・ラ・サ」の文字が頭に浮かび邪魔をします。しかもそれは同じ左舷で胴に釣り座を構えたKONDOHさんに4kgのワラサがかかった事で追い討ちをかけられました。
前回も喰い渋りの久里浜で細ハリスに変えた途端にハリス切れ。太くちゃ喰わないし、細くちゃ切られる。このジレンマが東京湾の難しさかと。何をやってもダメな事の方が多いんですけどね・・・。(なんか言い訳っぽいですが)

 舳寄り時合いはワラサを狙い、淀みから下げで艫の潮に変われば真鯛狙いと自分なりに組み立てて前半はハリス4号でワラサを狙っていたのですが他船を眺めてもワラサはおろか真鯛も殆ど取り込まれておらず、やはり沈黙の久里浜船団と化してしまったようです。そんな中でもKONDOHさんに続いておっきな@さんも4kgクラスのワラサをゲットで煽られますが本日の見せ場はこれまで・・・。真鯛もキープサイズは船中二枚・・・。
 それこそ喰わせなければ始まらない魚釣りも、喰わせて取り込む事の難しさを克服していないおいらは右往左往するだけで釣りになりませんでした。まだまだ、数を釣っていかないとわからない事が沢山あるけど東京湾の魚相手ではおいらには荷が重いのだろうか。


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