ぐらぐらっ・・・

 前々回のヒラメ釣行に続き今朝も出がけに地震が「ぐらっ」・・・。
その不吉な予感は往路の高速道路で更に現実味を帯びてくる。第三京浜の保土ヶ谷料金所を抜けて横浜新道に向かう常盤台付近で車が炎上。まさに出来たて”ホッカホッカ”の事故。事故渋滞に巻き込まれずにのんびりと定刻通りに船宿に着けたのは幸いだったかも。車で出かける人は常にゆとりを持ってね。

 船の舫われた港はいつにもまして冷たい空気が漂い静かな気がした・・・。

 休憩所には前泊のKAWAGUCHIさんに久々のおっきな@さんそれにNAGAIさんが既におそろい。しばらくするとTOKUさんが。船での準備を終えると電車組みのKONDOHさんに事故渋滞にひっかかったビシ@バシさん組が出船時間ギリギリに滑り込んで団体さんを含めた16名で盛況の「第18いなの丸」は少々遅れて港を後にしました。

 前日、前々日と久里浜沖では小ぶりながらも真鯛が活発に反応していたらしいのですが、前日に吹いた北風と冷え込みが気になるところです。水色は済んでいて上がってくるビシも暖かくは感じませんでした。久しぶりに振る80号のステンカンは思いのほか重く感じて、エサ取りの反応もない状態で不安が募ります。

北風の吹いた翌日、海は澄みきってました・・・
  ポイントは久里浜沖60m、ハリスは3号7mに真鯛8号。朝のうち一時間ほどは期待していたのに他船ともども反応無〜し。お昼前の淀みの時間に期待をしますが微かに反応があるもののここまで小ぶりな真鯛が船中1枚。何もしないで終わってしまっては進歩がないので魂を売ってハリスを1.7号に落として少しでも活性が高そうな小ぶりの真鯛を狙います。

と〜こ〜ろぉ〜がぁ〜!!

 ぽかぽかの陽射しが海面に反射して穂先の動きが確認しにくい中での第一投。 光の中で穂先を見失ったと同時に慌てて海面に入った穂先を確認しキーパーから竿を手にしてみるとかなり力強い突っ込みが。ドラッグを締めていたので慌ててドラッグを調節していると何故かクラッチを切ってしまったのだ。慌ててクラッチをつないで見ると80号のステンカンの反動が穂先に伝わったと思ったら・・・。
生命感を感じなくなったビシを回収してみると1.7号ハリスはゴム側10cmからブッちぎれてました。トホホ。

 操舵室からマイクで声をかけられた時に、親方が以前言っていた「ドラッグは投入前に調節しなきゃいけないんだ。」って言葉が蘇った。 親方は一部始終を見ていたのかなぁ・・だろうなぁやっぱ・・・(怖)。 

 まぁ、姿を見てないからなんともいえないけどまだまだ未熟なところを露呈した格好になってしまいました。今日のように激渋の中での魚は価値があると同時に船上が活気付くに違いなかったのに・・・無念じゃぁ〜。

最近はこんな大型(30cmオーバ)のマアジが釣れてるみたい

 沖上がり後に常連さんやスタッフの方との忘年会に参加して、東京湾での真鯛釣りの難しさと、難しさゆえの面白さを聞いてAiプラスちょろ松さんにより製作中の新しい竿を使って久里浜の90mで早く結果を出してみたいものだ。



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