天候には恵まれたものの・・・

 Aiプラスの「試釣会」ということで集まったのは京急大津のいなの丸
そこにはちょろ松さんが製作したカスタムロッドがずらっと並んでいた。今回はそこから自分好みの調子を一本をセレクトして試し釣りをさせて頂くのでっす。(^^)
素材はグラスの3mで美しく弧を描きウネリを吸収するその竿は見ているだけで?楽しめます。(勿論、釣れたらもっと楽しめますけどね(^^; )
これはカーボンなのよね
 当初はノブさん船長の「第16いなの丸」で出船予定でしたが前日夜、突如タクさん船長の「たくみ丸」に変更になったとの連絡・・・。
事態がよく呑み込めませんでしたがなんとなく嫌な予感が・・・。そして不幸にもその予感は的中してしまうのであります。

 虚弱体質?のおいらにしては珍しい日曜釣行。定刻AM6:00より少し早めに船宿に着くとそこには前日から通しの馴染みの常連さん達が・・・。

 多忙な中、前日から乗り込んだTakeさんや、相模庵さんといった久しぶりの顔と前々日に忘年会で一緒だったなんまるさんちょろ松さんおっきな@デブさん、それにちょろ松さんのお知りあいHASEGAWAさんビシ@バシさんとそのおともだちの9名がたくみ丸に乗り込みます。
急遽TETSUさんも来られたのですが残念ながらアジの午前船へと・・・(これがまた40cmクラスの大アジ4本ゲットで大当たりだった訳でっす)

精鋭5名と4名の廃人OLM
 そんなこんなで船は精鋭5名、廃人4名を乗せてゆっくりと久里浜沖を目指します。
北風が多少残っているものの天候は申し分有りません。あとは・・・・・・だったのですが。
慎重に探査して実釣の合図。御前崎で全幅の信頼をもったテーパー仕掛け、モトス4号3ヒロで先を2.5号2ヒロで挑みますますが、既に流れ始めた上げ潮と風、更になれない竿で底立ちがとりずらいのであります。
下浦方面にやや船団が出来ているものの久里浜沖は船もまばらに流しておりましたが近くの船をはじめ、我等がたくみ丸も沈黙の時間が続いたのであります。

 潮の流れは思いのほか速くマイナス1mから徐々に棚を下げますが全く反応が出ないのでっす。
エサ取りすら居ない事を自分なりに潮の澄み具合、昨日の雨による水温変化で激渋モードに陥ったのかな?なんて思いを巡らせていると、棚はマイナス3mになってました。棚もさることながらポイントによって急にエサ取りの反応が出始めたりして躊躇してしまいます。

 おいらの下手(左舷3番手)に釣り座を構えたおっきな@デブさんはマイナス2mで頭をかじられると言いますが、こちらはいまいち見極められません。(^^;
そんな感じで再びマイナス2.5mくらいに上げて誘いをかけてキーパーに竿を置いて「ぼぉーっ」と竿を眺めていると上げ潮で舳に”くねった”竿先が優しく突っ込んだではあ〜りませんか!!。慌てて竿を手にしますが、鯛とは思えない軽い手応えなのです。カイワリかと思い電動で巻き上げてくるとそこには可愛らしい手のひらサイズの
真鯛ちゃんが・・・。何はともあれたくみ丸第一号の真鯛だったのでリリースせずに船長さんに献上いたしました。

ちっちゃかったのよねぇ(^^;

 その後は左舷艫に釣り座を構えたなんまるさんが慎重なやり取りで仕留めたカンパチ1本だけ。なんとも悲惨な結果に終わってしまいました。

これもしばらく東京湾を離れた事の報いと諦めるしかないのか・・・。
乗合の第18いなの丸では常連さんたちが1kgの真鯛をはじめイシダイ、カイワリと上出来の釣果を出していただけに悔やまれますがこれも釣り、よいときもあれば悪い時もあると・・・
ハリスを落としたり長さを変えたり小細工をせずに横着した報いとして割り切るしかないですな。

やはり一枚の大鯛が真鯛釣りに対する執着を少しずつ失わせてしまったのか?

なにはともあれ今回ご一緒して頂いた皆さんお疲れ様でした。またよろしくお願いします。



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